農水省、新潟・富山・香川・鹿児島のスマート農業活用支援事例をオンラインで紹介

農林水産省は、農業者等による作業・経営をサポートする多様な農業支援サービスの育成、普及に向けた取り組みの一環として、農業支援サービスイベント「都道府県×農業支援サービス」と題したイベントをオンラインで開催中だ。



全国4地域の「農業支援サービス」の取り組みを紹介


農業支援サービスとは、収穫作業やドローン散布等の受委託、農業機械のシェアリング、農業現場への人材供給等のほか、スマート農業技術を活用したデータ分析サービスなど、農業を支援するサービスのこと。



今回、地域における農業支援サービスの理解を深めるため、地域内外で活躍する農業支援サービス事業者の取り組みを紹介するイベントを、新潟県、富山県、香川県、鹿児島県で行う。オンライン視聴はYouTube、オンラインセミナーはZoomを利用し、オフラインで開催する地域もある。

なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況によって、開催内容が変更となる可能性があるため、詳細は逐次、ホームページにて告知される。

当日資料はこちら。
http://nougyoushien.com/link/maff_service_book_v7.pdf


都道府県×農業支援サービスセミナー紹介


鹿児島県×農業支援サービス ~ここまでできる!スマート農業による支援~


開催日:2022年2月2日(水) 13:30~15:30(終了)
申込〆切:2022年1月31日(月)
会場:オンライン(
鹿児島県イベントチラシ:http://nougyoushien.com/link/maff_service_gd_kagoshima_v4fin_ol.pdf

農業支援サービス事業体講演
株式会社はれると 前田勝太
「儲かる農業を目指して! 作業・労務管理のDXにおけるお客様事例」

YUIME株式会社 江城嘉一
「これからのリスクに対応した人材支援サービスについて」

ニンジャワークステクノロジーズ株式会社 楠亀茂史
「米作りは祭りだ! 都会の若者たちと作る、これからの米作り」

鹿児島県経済農業協同組合連合会農産事業部 清水洋之
「JAグループ鹿児島 受託防除事業の取組み」

株式会社エアリアルワークス 梅津和音
「スマート農業におけるドローンの利活用」


新潟県×農業支援サービス ~様々なスマート農業関連ビジネス・サービスをご紹介!~


開催日:2022年2月8日(火) 13:00~15:40
申込〆切:2022年2月4日(金)
会場:オンライン(Zoom利用)
新潟県イベントチラシ:http://nougyoushien.com/link/maff_service_gd_niigata_v4fin.pdf

基調講演
新潟県農林水産部

農業支援サービス事業体講演
テラスマイル株式会社 平田祐貴
「自治体/JAの担い手経営指標をデジタル化 「RightARM for Ex」

ニンジャワークステクノロジーズ株式会社 楠亀茂史
「NINJA GIGWORKERが支える日本の米づくり」

ウォーターセル株式会社 齋藤直人
「スマート農業の第一歩! アグリノートのご紹介と導入事例」

新潟農業GPSコンソーシアム 加藤卓将
「圧倒的な低コスト! 分散シェア型RTK基地局プロジェクト」

長岡工業高等専門学校 星野大海
「水田計測システムを用いた農家の見回り作業効率化」

長岡市 中村太郎
「農業の人手不足解消に向けた「農楽仕事(のらばいと)」アプリサービスについて」


香川県×農業支援サービス~農作業受託で支える地域農業~


開催日:2022年2月15日(火) 13:30~16:00
申込〆切:2022年2月10日(木)
会場:オンライン(Zoom)
香川県イベントチラシ:http://nougyoushien.com/link/maff_service_gd_kagawa_v6fin.pdf

農業支援サービス事業体講演
トキワアグリ集団 藤田晴生
「地域の農業を支える作業受託の取り組み」

大信産業株式会社 田中敏章
「柑橘におけるドローンを活用した施肥・防除作業の可能性」

基調講演
(農)重兼農業 山崎拓人
集落営農法人の未来のために〜作業受託で支える地域農業〜」


富山県×農業支援サービス~農業生産の新しいカタチ~


開催日:2022年2月18日(金) 13:00~15:40
申込〆切:2022年2月15日(火)
会場:パレブラン高志会館 高志会館
定員:会場定員は50名(オンライン参加も可)
富山県イベントチラシ:http://nougyoushien.com/link/maff_service_gd_toyama_v4fin.pdf

農業支援サービス事業体・活用経営体講演
YUIME株式会社×和田農園 江城嘉一(YUIME)、和田政司(和田農園)
「人手がかかる作物へのチャレンジもこれで安心! 活用農家様も一緒に事例説明!」

株式会社サングリン太陽園 白川努
「ドローンを活用した新たなコントラクター事業への挑戦」

テラスマイル株式会社 生駒祐一
「自治体/JAの担い手経営指標をデジタル化「RightARM for Ex」」

有限会社真木工業(スカイウォーカーズ) 真木大輔
「ドローン農薬散布代行サービス」

話題提供
富山県農林水産部 農林水産部員
「富山県の園芸生産の現状と農業支援サービスの活用について」


参加申込


各地域のセミナー参加申し込みは、以下の事務局宛てにメールにて。

事務局窓口:株式会社エーフォース
電話:03-4530-4649(受付時間:平日09時00分~16時00分)
メール:nougyoushien〇aforce-international.com(〇を@に置き換えて送信)
メールには、「所属・企業名」「お名前」「ご連絡先電話番号」「参加を希望するイベント開催地区」を記載のこと。


農業支援サービスイベント「都道府県×農業支援サービス」
http://nougyoushien.com/


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WRITER LIST

  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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