有機畑作の先進事例を知れる「大規模有機畑作研究会2022」が11月18日に北海道で開催

北海道有機農業推進協議会は、「大規模有機畑作研究会2022」を2022年11月18日(金)に開催する。参加費は無料。



大規模有機畑作の現状や事例を紹介


「大規模有機畑作研究会2022」は、大規模有機畑作を実践する道内の生産者らを招き、有機農業の発展に必要な課題を話し合うイベントである。

対象は、有機畑作・有機農産物に興味がある生産者、消費者、都道府県職員、市町村職員、農業団体職員、農林水産省、公的機関・民間の研究者等で、閉会後には参加者を対象にした情報交換会の開催も予定されている。

内容は以下の通りだ

1)11:00~11:10|開催の挨拶(農研機構北海道農業研究センター 寒地畑作研究領域 領域長 辻博之氏)
2)11:10~12:00|講演1「コープ自然派における有機コムギ・ダイズ販売の現状と今後の展望について」(生活協同組合連合会コープ自然派事業連合 商品部部長 前田陽一氏)
3)12:00~13:00|休憩(昼食)
4)13:00~14:00|講演2「北海道における大規模有機畑作の可能性・有機畑作1000haを目指して」(有限会社営農企画 取締役専務 今城正春氏)
5)14:00~14:30|講演3「斎藤農場における有機畑作の取り組みについて」(株式会社斎藤農場 代表取締役社長 斎藤正志氏)
6)14:30~14:40|休憩
7)14:40~15:20|講演4「コムギ・ダイズの有機畑作に関する国内外の研究情勢」(農研機構北海道農業研究センター 上級研究員 池田成志氏)
8)15:20~16:20|パネルディスカッション「北海道における大規模有機畑作の現状・課題・展望について・総合討論」(座長:池田成志氏・パネラー:講師、有機畑作生産者、穀類取扱業者等)
9)16:20~16:30|閉会の挨拶(北海道有機農業推進協議会 会長 今城正春氏)
10)18:00~20:00|情報交換会(希望者・別会場・有料)

開催概要


大規模有機畑作研究会2022
日時:2022年11月18日(金)11:00~16:30
場所:とかちプラザレインボーホール(情報交換会:ホテル日航ノースランド帯広ノースランドホール)
住所:北海道帯広市西4条南13丁目1
料金:無料(情報交換会:6000円)
定員:100名
申込:TEL・FAX・Eメール
〆切:2022年11月11日(金)


農研機構北海道農業研究センター
https://www.naro.go.jp/laboratory/harc/index.html
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WRITER LIST

  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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