西日本最大の農業展示会「第3回 九州 農業WEEK」が5月28日より開催

2025年5月28日(水)~30日(金)の3日間、グランメッセ熊本で「第3回 九州 農業WEEK(通称:J-AGRI KYUSHU)」が開催される。参加には事前登録が必要。



西日本最大級270社の農業・畜産の関連製品が出展


「農業WEEK」は、5月にグランメッセ熊本、10月に幕張メッセと年2回開催される農業・畜産の展示会。

農業資材スマート農業製品、畜産資材、6次産業化製品、脱炭素・SDGs製品が日本だけでなく世界中から出展し、農業法人、畜産農家、農協、参入検討企業などが来場。出展企業・来場者間で活発な商談が行われている。

また、農業ドローンやロボットなど最先端の農業関連製品、現場ですぐ取り入れることのできる農薬・肥料から作業負担を軽減する製品まで、一気に見ることができる場として、最先端の農業技術を知りたい方の情報収集の場にもなっている。


全18講演開催!最先端のスマート農業から”菌ちゃん先生”の無肥料農法まで


展示会と併催のセミナーでは、スマート農業の第一人者である北海道大学の野口 伸 農学研究院長や、”菌ちゃん先生”として全国に多くのファンを持つ株式会社菌ちゃんふぁーむの吉田 俊道氏など、農業に関する幅広いテーマで開催。新企画の「生産者の課題解決セミナー」では、経営継承や病害虫防除、高温対策など、より生産者の具体的な課題に沿ったテーマで開催される。



新企画「生産者相談コーナー」を併設


新企画として、栽培技術の相談、補助金や融資から農業経営に関することまで、生産者が抱える悩みを専門家に直接相談できる「生産者相談コーナー」を会場内に設置。

「栽培技術をもっと向上させたい・・・」「補助金や融資、どう活用すればいい?」
「販路を広げたいけど何から始めよう」「輸出に興味あるけど、どうしたら?」
「スマート農業積極的に取り入れていきたい」といった日頃の悩みを専門家へ直接相談できる。


関東では10月に開催


東日本最大の農業展示会「第15回 農業WEEK(通称:J-AGRI) 」は、2025年10月1日(水)~3日(金)に幕張メッセにて開催を予定。詳細は後日発表される予定だ。


開催概要


第3回 九州 農業WEEK(通称:J-AGRI KYUSHU) 
会期:2025年5月28日(水)~30日(金)9:00~16:00
会場:グランメッセ熊本
参加料:事前登録すれば無料
主催:RX Japan株式会社
後援:九州農政局、JA熊本経済連、JAみやざき、JA鹿児島県経済連、福岡県農業法人協会、宮崎県農業法人経営者協会、熊本県農業法人協会、鹿児島県農業法人協会、佐賀県農業法人協会、大分県農業法人協会、熊本県畜産農業協同組合連合会、公益社団法人 熊本県畜産協会、一般社団法人 長崎県畜産協会


公式ホームページ
https://www.jagri-global.jp/hub/ja-jp.html



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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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