セキド無人航空機安全運用協議会「ドローン安全運用宣言 認証制度」の登録者が1000名を突破

セキド無人航空機安全運用協議会(略称:SUSC、エスユーエスシー)は、2019年1月25日より開始した「ドローン安全運用宣言 認証制度」の登録者数が、開始半年で1,000名に達したことを発表した。

ドローン安全運用宣言 認証制度とは?

同制度は「ドローンを正しく安全に使用する」という意思表明を明示するために策定されたものである。
安全運用を第一に掲げ、安全運用宣言を行い、認証書を取得させることで、関連法令の遵守や安全第一でのドローン運用を「見える化」することを目的としている。

登録者には安全運用にかかわる最新情報や、重要情報なども配信しており、関連する法令や、オリンピックに関連したドローン運用上の注意点、DJI製のドローンに関するアップデートなど、ドローンに関する情報も受け取ることができる。
登録は無料で、ドローンを安全に運用するための取り組みや、意思表示の10項目をチェックし、安全運用上の基準を満たせば認証書が交付される仕組みだ。

同協議会が定める、ドローンを安全に運用するための取り組みや意思表示に関する10項目は以下の通り。
  1. 人命の尊重を第一とし、第三者や他人の財産を傷つけないことを最優先と認識したうえで、効果的にドローンを活用すること。
  2. 航空法をはじめとする法令や各種規定・ガイドライン等を遵守し、製造業者の定めるマニュアルに則って運用すること。
  3. 事前のフライト計画から撤収まで責任をもって実施し、トラブルや問題が発生した場合には誠実に対応すること。
  4. 決して無理なフライトはせず、補助者や監視者と協力しながら、ドローンが着陸するまで安全なフライトを心がけること。
  5. 機体の能力及び性能を知り、自動制御の飛行に頼り切ることなく常に不測の事態に備える心構えを持つこと。
  6. 自分の力量に慢心せず、常に操縦技量の維持向上に向けての訓練に努めること。
  7. ドローンの所有者として責任をもって機材の管理保管を行うこと。
  8. 定期的な整備点検やソフトウェアの更新作業を行い、常に万全の状態でフライトできるよう備えること。
  9. 必ず保険へ加入している機材を使用すること。
  10. ドローンに係るものとしての自覚を持ち、安全運用をもって業界全体の発展を担うこと。

同協議会は「ドローンの安全運用により、ドローンが当たり前に飛び交う社会を実現する」という理念のもと、これからも健全なドローン社会の発展に尽力する考えだ。

<参考リンク>
セキド無人航空機安全運用協議会
ドローン安全運用宣言 認証制度
DJIドローン正規代理店セキド
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
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    北島芙有子
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    川島礼二郎
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  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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