農業者のためのプログラミングスクール「農業ものづくり工房」参加者を募集中

プロトタイピング専門のスクールを運営するdotstudio株式会社は、日本初の農業者向けプログラミングスクール「農業ものづくり工房」の第0期(トライアル)の募集を2023年4月1日から開始した。料金は9万8000円(税込)で、第0期(トライアル)以降は値上げの予定だ。


農家による農家のためのプログラミングスクール


「農業ものづくり工房」は、ITを活用した農業に取り組む現役の農家が主催する農業従事者向けのプログラミングスクール。一般のプログラミングスクールとは違い、受講者が希望するテーマやアイデアに沿った実践的な講義を行うのが特長で、IoTやWEB、AI、RPA、LINE Botなど幅広いジャンルの技術が学べるという。

主催するのは、北海道帯広市でITを活用した農業を実践する大崎真裕氏で、ネットワークの接続や電源の問題など農業独自の課題をテーマにしたカリキュラムも用意しているとのこと。

大崎真裕氏(大崎農場代表)
2019年4月からプログラミングの学習を開始し、ノーコードアプリやLINE Botの制作などを学ぶ。
「小さなIT活用で快適な農場づくりを」がモットー

農業とテクノロジーの2つを兼ね備えた人材が集まるコミュニティ型のスクールを目指す

概要


「農業ものづくり工房」第0期(トライアル)
対象:農業従事者・新規就農希望者(就農に向けて具体的な準備を進めていることが条件)
期間:2023年6月~8月(週1回の授業および制作課題)
形態:オンライン(ビデオチャット・テキストチャット・オンライン学習コミュニティ)
料金:9万8000円(税込)※第0期(トライアル)以降は値上げの予定。
定員:5~10名※規定人数に満たない場合は実施しない可能性あり。人数を大きく上回る場合は抽選とする可能性もあり。
申込:https://bit.ly/3m447Pz
期限:2023年4月14日(金)※応募状況によっては二次募集を行う可能性もあり。


dotstudio株式会社
https://dotstud.io/
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WRITER LIST

  1. 加藤拓
    加藤拓
    筑波大学大学院生命環境科学研究科にて博士課程を修了。在学時、火山噴火後に徐々に森が形成されていくにつれて土壌がどうやってできてくるのかについて研究し、修了後は茨城県農業総合センター農業研究所、帯広畜産大学での研究を経て、神戸大学、東京農業大学へ。農業を行う上で土壌をいかに科学的根拠に基づいて持続的に利用できるかに関心を持って研究を行っている。
  2. 槇 紗加
    槇 紗加
    1998年生まれ。日本女子大卒。レモン農家になるため、大学卒業直前に小田原に移住し修行を始める。在学中は、食べチョクなど数社でマーケティングや営業を経験。その経験を活かして、農園のHPを作ったりオンライン販売を強化したりしています。将来は、レモンサワー農園を開きたい。
  3. 沖貴雄
    沖貴雄
    1991年広島県安芸太田町生まれ。広島県立農業技術大学校卒業後、県内外の農家にて研修を受ける。2014年に安芸太田町で就農し2018年から合同会社穴ファームOKIを経営。ほうれんそうを主軸にスイートコーン、白菜、キャベツを生産。記録を分析し効率の良い経営を模索中。食卓にわくわくを地域にウハウハを目指し明るい農園をつくりたい。
  4. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  5. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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