老舗米屋の3代目店主によるお米の教養書『米ビジネス』が発売

株式会社クロスメディア・パブリッシングは、書籍『米ビジネス』を2024年9月13日に発売した。製造から加工、小売、美味しいお米の食べ方など、米屋の店主である芦垣裕氏が「お米の教養」を紹介する。


お米の雑学から専門知識まで幅広く紹介


『米ビジネス』は、累計3万部を突破した『魚ビジネス』をはじめ、『肉ビジネス』『野菜ビジネス』に続く教養シリーズの第4弾。著者は横浜にある老舗米屋の3代目 芦垣裕氏で、お米マイスターとして数多くの品評会に参加し、全国の米農家を渡り歩いてきた。これまでに、鑑定士として4000以上のお米を食べてきたという。

そんな米業界に精通した著者が、品種改良などの製造から加工、小売、美味しいお米の食べ方まで米の雑学や知識を幅広く紹介する。

『米ビジネス』目次

第1章:「コシヒカリ」から学ぶ米ビジネスの世界
第2章:「ゆめぴりか」から学ぶ品種の世界
第3章:有機農法から学ぶ稲作の世界
第4章:無洗米から学ぶ加工の世界
第5章:JA米から学ぶ流通の世界
第6章:お米売り場から学ぶ小売の世界
第7章:圧力IH炊飯器から学ぶ調理の世界
第8章:おにぎりミシュラン店に学ぶ外食・中食の世界
第9章:パックライスに学ぶこれからの米ビジネスの世界

著者 芦垣 裕氏のコメント
主食なのにいつもあるからお米の事を知らない人がとても多く、お米の話をしてもお米なんかなんでも味が同じと考えている人がとても多くいることにショックを感じていました。 日本では生産者さんが作るお米は1年にほぼ1回しか作れません。 主食であるお米の事を知っていただきたく、わかりやすく書きました。 お米専門家には物足りない内容だとは思いますが、お米の面白さ、お米の大切さがわかっていただければ幸いです。


『米ビジネス』書籍情報


著者:芦垣裕
定価:1738円(本体1580円+税)
体裁:四六判、264ページ、1色刷
発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
発売日:2024年9月13日
URL:https://cm-publishing.co.jp/books/9784295410133


株式会社クロスメディア・パブリッシング
https://cm-publishing.co.jp/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
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    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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