3度目の「卸売市場法改正」がもたらす農家、消費者にとってのメリットとは?
小野雅彦
Ragriとは、楽天株式会社が運営する、CSA(Community Supported Agriculture、地域支援型農業)と呼ばれる会員制の提携農業の仕組みにインターネットを導入した、消費者と農家をつなぐ契約栽培サービス。消費者は農家への作物の栽培を依頼し、農家は畑の様子を写真などで伝えながら栽培し、収穫した作物は依頼者へ届けられる。前払い制のため、農作物の収穫量や相場に関係なく農家の収入の安定化を支援できる。