人材派遣パソナ農援隊が「新たな時代の”食と健康”シンポジウム」の動画を公開

農業分野の人材サポート事業等を展開する株式会社パソナ農援隊は、「新たな時代の”食と健康”シンポジウム」の内容をまとめた動画を、2020年4月24日(金)にYouTube上で公開した。

このシンポジウムは新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2020年3月10日(火)に無観客で開催されたものだ。


パソナ農援隊は、人材派遣大手パソナグループの子会社で、農業分野を専門に人材のサポートほか、研修会やイベントの開催を行っている。

同シンポジウムは、同社が農林水産省から受託した「新たな時代にふさわしい”食と健康”のあり方の検討に係る調査委託事業」の一環で、人生100年時代を迎える日本での、食を通じた健康な社会の重要性や科学的知見に基づく先進的な取り組みなどが話し合われた。

「食と健康」をテーマとした2部構成を収録


第1部の基調講演では、一般社団法人メディカルライス協会理事長で医学博士でもある渡邊昌氏、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 ヘルスケア創出研究統括監の山本(前田)万里氏、国立研究開発法人産業技術総合研究所の上級主任研究員でフードメディシンネットワーク代表の辻紀子氏らが登壇。

動画には、「未来の食と健康のあり方」や「食によるヘルスケア産業の創出」、「腸内細菌と体に優しい発酵食品」をテーマにした講演の様子が収録されている。

第2部のパネルディスカッションでは、尾畑酒造株式会社専務取締役の尾畑留美子氏、農林水産事務次官の末松広行氏 、株式会社おいしい健康の代表取締役CEO野尻哲也氏 、医療健康科学研究所長の信川益明氏 、株式会社パソナグループ代表取締役グループ代表の南部靖之氏らが登壇。「食と健康」をテーマに各専門分野のスペシャリストによる意見交換の様子が収録されている。


YouTube「新たな時代の『食と健康』シンポジウム」
https://www.youtube.com/watch?v=HrFiU9oZ5m8
株式会社パソナ農援隊
http://www.pasona-nouentai.co.jp/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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