「コンパクト農ライフ塾 」が2期生募集スタート 小規模・高収益な農業モデルをオンラインで学ぶ

次世代型の農学校「The CAMPus (ザ・キャンパス)」を運営する株式会社The CAMPus BASE(ザ・キャンパス・ベース)は、2020年から開始した新サービス「コンパクト農ライフ塾」の第2期生の募集を開始した。

定員は20名で受講料は17万8000円(税別)、申し込み〆切は2020年7月17日(金)10時まで。
事業成長を目指す既農者や新規就農者、兼業就農希望者等を対象としている。


「コンパクト農ライフ塾」を運営するThe CAMPus BASEは、インターネットをプラットフォームとした次世代型の農学校「The CAMPus (ザ・キャンパス)」を運営する企業。
The CAMPusでは、全国の成功農家約70人を講師に迎え、農業に関する具体的テクニックほかライフスタイルなどを配信している。

同社が提唱する「コンパクト農ライフ」とは、「小さい農的暮らし」と「小さい農的商い」をハイレベルに両立させる新しい農家スタイルを指し、今回の講座では「コンパクト農ライフ」による小規模・高収益な農業モデルの実現を目指している。

「0.5haで年商1000万」コンパクトな農業モデルをオンラインで学ぶ


「コンパクト農ライフ塾」は、小規模ながらも高収益な農業モデルを目指す人材育成プログラムだ。

プログラムでは、革新的なアイデアで事業を展開するアグリ企業の代表者や成功農家らの講師陣から「0.5haで年商1000万」を基準値に、事業計画や就農・生産・流通・販売などの知識が学べるという。

講座は、完全オンラインで1講座×2時間の全10回。およそ1カ月半の短期集中講座となっている。

第2期の開催スケジュールは、2020年7月18日 (土)~2020年8月29日 (土)の毎週土曜日。1日/1~2講座を6日間の日程で行うとのこと。

オンラインによる高効率なコミュニケーションでより効果的な講座を目指す


2020年5月9日に同社が開講した「コンパクト農ライフ塾」の第1期では 、リアルなセミナー形式による開講が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により「完全オンライン」での開講にシフトせざるを得なくなったという。

しかし、結果的にはオンラインによる開講が功を奏し、全国および海外からも希望者が集まるなど、満足度の高い講座を展開できたとのこと。

今回の第2期では、 オンラインによる高効率なコミュニケーションをさらに強化し、 受講者の満足度および成長を促していきたい考えだ。

【開催概要】


「コンパクト農ライフ塾」の第2期
日時:2020年 7月 18日 (土)~2020年 8月 29日 (土)の毎週土曜日
会場:オンライン
料金:17万8000円(税別)
定員:20名
応募〆切:2020年 7月 17日(金)10時

予定されている講座の日程・内容および担当講師は下記の通り。

・7月18日(土)
「未来型農業の入口~マーケティング計画」
株式会社マイファーム/西辻一真氏
・7月25日(土)
「超・新規就農方法論」
宮城県山元町/株式会社GRA岩佐大輝氏
・7月25日(土)
「コンパクト農業 野菜編」
石川県能美市/風来/西田栄喜氏
・8月1日(土)
「コンパクト農業 果樹編」
広島県尾道市生口島/citrus farmsたてみち屋/菅秀和氏
・8月1日(土)
「コンパクト農業 畜産編」
北海道上士幌町/十勝しんむら牧場/新村浩隆氏
・8月8日(土)
「革命的 農ブランディング」
株式会社ファームステッド/阿部岳氏
・8月8日(土)
「革命的 農流通論」
広島県三原市/梶谷農園/梶谷ユズル氏
・8月22日(土)
「農リアルテクノロジー経営」
ポケットマルシェ/高橋博之氏
・8月22日(土)
「独自ファンコミュニティ形成」
東京都青梅市/Ome farm/太田太氏


株式会社The CAMPus BASE
https://thecampus.jp/
「コンパクト農ライフ塾」第2期募集ページ
https://thecampus.jp/compactagri/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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