農業関連企業との商談も可能なオンライン展示会「AGRI EXPO ONLINE」通年で開催中

農業情報誌「アグリジャーナル」を発行する株式会社アクセスインターナショナルは、農業生産者と農業関連企業を対象にしたオンライン展示会&カンファレンス「AGRI EXPO ONLINE」を2020年8月3日(月)からスタートした。

「AGRI EXPO ONLINE」は、IoTやロボット、ハイテク農機などのスマート農業製品ほか農業生産に係るさまざまな農業アイテムが出展されるオンラインイベント。開催期間は通年で、専用URLへアクセスすれば365日いつでも入場できるという。


アクセスインターナショナルは、農業情報誌「アグリジャーナル」を発行する企業。
「アグリジャーナル」は、トレンドの農業ウェアや農業機械、6次産業化のアイデア、ICT活用事例、マーケット動向など、最新の農業情報を発信するメディアだ。

農業生産者と農業関連企業の商談・取引がオンラインで可能


「AGRI EXPO ONLINE」は、日本農業の活性化と生産者の事業拡大・所得向上を目的としたオンラインイベント。


サイト上に構築されたイベント空間では、「スマート農業ZONE」、「施設園芸ZONE」、「農業機械・資材・種苗ZONE」、「農業ソリューションZONE」などジャンル別に分けられた農業関連企業の製品展示ほか、専門家やトップランナー企業による講演動画が公開されている。




ジャンル別に分けられた展示会エリアの出展ブース

カンファレンスエリアで公開されている講演動画
展示される製品は、出展企業が随時更新する仕組みで、資料の閲覧や製品の説明、商談など通常の展示会で交わされる一連の流れがすべてWeb上で完結できるそうだ。

出典製品の一例
2020年8月3日時点の出展企業は、愛起、 愛知製鋼、 ITAGE、 アトム、 イノフィス、 イノベックス、 ウォーターセル、 エア・ウォーター、 銀座農園、 国際航業、 国土防災技術、 コルト普及会(日本農薬)、 サカタのタネ、 サタケ、 成電工業、 誠和、 全国農業協同組合連合会、 中国電線工業、 チャレンジサービス、 ディーピーティー、 テヌート、 デンカ、 トヨタ自動車、 ニシム電子工業、 西日本グリーン販売、 日本パレットレンタル、 日本パワープラント、 フタバ産業、 ピィアイシィ・バイオ、 みのる産業、 山善、 渡辺パイプなど。(五十音順)

アクセスインターナショナルでは、農業生産者と農業関連企業の双方に対し、以下のメリットを享受できるとして広く参加を呼びかけている。

<来場者のメリット>
  • 国内外のトップメーカー約200社による新製品および既存製品をWeb上で確認できる。
  • 各ブースやカンファレンスはすべて無料で閲覧できる。
  • 条件を入力するだけの検索機能で知りたい情報がすぐに得られる。
  • ワンクリック操作のみで製品の資料請求・見積りの相談・商談等のすべてが行える。
  • ダウンロードした資料はパソコン等のデバイスに保存できる。
  • チャット機能を使用して製品知識を有する企業担当者と直接対話ができる。

<出展企業のメリット>
  • 開催時間や期間、施設の利用などの制約を受けることなく販路開拓ができる。
  • 製品の搬入や準備に係る時間や費用を節減できる。
  • テキストや画像の変更操作のみでブース内の展示製品を更新できる。
  • 新規顧客の開拓や潜在顧客の開拓ほか既存客との信頼関係が構築できる。
  • 農業生産者への提供のみならず、OEM提供など他社へ向けた販路拡大にも活用できる。
  • チャット機能を使用して農業生産者や他社担当者と直接対話ができる。

アクセスインターナショナルでは、「AGRI EXPO ONLINE」をwithコロナ時代における新しい生活様式を取り入れたニューノーマルな農業イベントに位置付けているという。2020年7月1日からは自然エネルギー製品を専門としたオンライン展示会も開催しているそうだ。

開催概要


AGRI EXPO ONLINE
日時:通年
場所:オンライン(https://expo.agrijournal.jp/)
料金:無料(インターネット通信費は自己負担)
定員:なし


AGRI EXPO ONLINE
https://expo.agrijournal.jp/
株式会社アクセスインターナショナル
https://access-i.co.jp/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
  4. 鈴木かゆ
    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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