野菜通販サイト「ゴヒイキ」、農家から登録ユーザー2万人へ送れるメルマガサービス開始

株式会社Heart Fullが運営する野菜通販サイト「ゴヒイキ」が、コロナの影響で売上げが低迷してしまっている農家のために、登録ユーザー約2万人に対して無料でメールマガジンを配信できるサービスを開始した。


コロナで困っている生産者を支援


ゴヒイキは通常のECサイトとは異なり、好きな金額を決めるだけで全国の農家さんが今が旬の野菜を提案し、届けてくれる新しい形の野菜通販サイトだ。

通常ECサイトはサイト運営者が農家をピックアップしてメールマガジンを送るが、コロナで売上げが低迷している農家支援の一環として、全登録ユーザーに対して農家が自由にメールマガジンを送れる機能を開始した。


既に配信を実施している農家は多くおり、このメールマガジンの配信により売上げが爆発的に増加した農家も多数あるという。

ゴヒイキの農家登録は無料で審査もないため、気軽に登録ができ新しい販路の拡大として活用が可能。現在の農家登録数は700農家、登録ユーザー数1万8000人となっている。

ゴヒイキ
https://gohiiki.com/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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