小学生対象の野菜づくり体験型学習講座、明治大学の植物工場で参加者募集中

2019年8月6日(火)明治大学 生田キャンパス(神奈川県川崎市)内の植物工場基盤技術研究センターで、小学生を対象とした体験型学習講座が開催される。


参加する子どもたちは当日、種まきや植替え、収穫など植物工場での”野菜づくり”に挑戦。

体験を通じて、食べ物をつくる楽しさや大変さを学ぶと同時に、農業の未来について考えてもらうのが狙いだ。

植物工場基盤技術研究センターとは?

植物工場基盤技術研究センターは、安全で安心できる野菜の生産を目指し、さらに生産排液を出さない資源循環型でゼロエミッション型の植物工場を目標とした施設だ。


平成21年度に経済産業省による「先進的植物工場 施設整備費補助事業」の補助金を受け建設された。

同施設は2階建てとなっており、1階に完全人工光型植物工場、2階には生産物の品質評価を行う分析室や培養室、大型栽培チャンバーが設けられている。


野菜工場には高機能放電管による照明システムや、温度・湿度・二酸化炭素濃度が制御できるシステムを完備。電力には太陽光を用いた自然エネルギーを使用しているという。

「植物工場でやさいを育ててみよう ~体験型学習講座~」について

8月6日(火)に開催されるイベントでは、主に植物工場(クリーンルーム)にて、種まきや定植(植えかえ)、収穫、クリーンルーム内作業などに挑戦する。

さらに当日に収穫した野菜はお土産として持ち帰り可能とのこと。


参加費用は無料だが、事前予約が必須となる。概要は以下の通りだ。

開催日時 2019年8月6日(火)
【午前】10:00~12:00 (受付開始 9:30)
【午後】14:00~16:00 (受付開始13:30)

開催会場 明治大学生田キャンパス内 植物工場基盤技術研究センター
(小田急線生田駅下車徒歩15分)
〒214-8571 神奈川県川崎市多摩区東三田1-1-1


実施内容
ミニ講義・播種(種まき)・定植(植えかえ)・収穫・クリーンルーム内作業

募集対象
小学校1年生~6年生 各回10名程度

参加費用
無料

持ち物
うわばき・筆記用具

応募方法
明治大学植物工場基盤技術研究センターホームページ内の参加申込フォームから(応募者多数の場合は抽選で参加者を決定)
明治大学植物工場基盤技術研究センターホームページ https://www.meiji.ac.jp/plant/

募集期間
2019年6月26日(水)~7月8日(月)
※7月末までに当選者にのみ当選通知を送付。(7月中に当選通知が届かなかった場合は落選 )

注意事項
参加申込みは必ず保護者の許可を得る。
申込みは一人一回まで。午前・午後両コースの申込みや複数回の申込みは不可
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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