農研機構、データ駆動型農業がテーマの「WAGRIオープンデー2022」を7月28日にオンライン開催

農研機構は、データ駆動型農業に関心を持つ農業者、ICT関連企業、行政機関等を対象にしたウェブセミナー「WAGRIオープンデー2022~生産者が語るデータ駆動型農業への取組みと課題~」を2022年7月28日(木)に開催する。参加費は無料。申込締め切りは7月20日(水)。




データ駆動型農業の現状を共有


「WAGRIオープンデー2022~生産者が語るデータ駆動型農業への取組みと課題~」は、ICT等を活用した農業生産を実践する農業者らの講演等を通じて、データ駆動型農業の普及に必要な課題を探るウェブセミナーである。

スケジュール


13:00|開会挨拶
(農研機構 理事 兼 農業情報研究センター長 中川路 哲男 氏)
13:10| 講演1
スマート農業の現状と今後の方向性
農林水産省大臣官房政策課技術政策室)
13:25 |講演2
・「サラダボウルグループのdigitization(業務の⼀部をデジタル化)からdigitalization(経営そのものをデジタル化)への取り組み」
(株式会社サラダボウル 代表取締役 田中 進 氏)
・「データ駆動型農業の現場での取組みと課題」
(株式会社ふしちゃん 代表取締役 伏田 直弘 氏)
・「JA西三河きゅうり部会のデータ駆動型農業への取り組み」
(JA西三河きゅうり部会 改革プロジェクトサブリーダー 下村 堅二 氏)
・「家業から事業へ」
(せんとうふぁーむ 代表 仙頭 明伸 氏)
・「IoP(Internet of Plants)でつながる人と情報(データ)と創意工夫」
(高知県農業振興部IoP推進監 岡林 俊宏 氏)
15:30 |講演3
・「WAGRIの運用状況」
(農研機構企画戦略本部データマネジメント管理役兼WAGRI推進室長 川村 隆浩 氏)
15:50|パネルディスカッション
「データ駆動型農業をもっと普及させるには」
モデレーター
農研機構企画戦略本部データマネジメント管理役兼WAGRI推進室長 川村 隆浩 氏
パネリスト
株式会社サラダボウル 代表取締役 田中 進 氏
株式会社ふしちゃん 代表取締役 伏田 直弘 氏
JA西三河きゅうり部会 改革プロジェクトサブリーダー 下村 堅二 氏
せんとうふぁーむ 代表 仙頭 明伸 氏
高知県農業振興部IoP推進監 岡林 俊宏 氏
日本電信電話株式会社 研究企画部門 食農プロデュース担当部長 久住 嘉和 氏
17:00|閉会

農研機構は、今回のウェブセミナーを通じ、データ駆動型農業を実践する農業者らが求めるICT関連企業および研究機関への要望を把握したい考えだ。

開催概要


「WAGRIオープンデー2022~生産者が語るデータ駆動型農業への取組みと課題~」
日時:2022年7月28日(木)13:00~17:00
場所:オンライン(Zoom)
料金:無料
定員:500名
申込:https://prd.form.naro.go.jp/form/pub/naro01/application
〆切:2022年7月20日(水)


農研機構
https://www.naro.go.jp/index.html
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WRITER LIST

  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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