農研機構、「有機農業研究者会議2022」を10月19日にオンラインで開催

農研機構は、有機農業の拡大に向けた課題を話し合う「有機農業研究者会議2022」を2022年10月19日(水)にオンラインで開催する。参加費は2000円。

出典:https://yuki-hajimeru.net/?p=15719

対象は、有機農業を実践する農業者および国立研究開発法人、地方自治体、大学、民間の研究機関、農業関連団体等に所属する研究者等で、以下の内容が予定されている。なお、当日は個人参加のほかパブリックビューイング形式での参加も可能。

1)10:00~10:15|開会挨拶
2)10:15~12:30|第1部「有機農業技術の横展開と販路の拡大への課題」
・基調講演「有機農業技術の横展開と販路拡大への課題」(谷口吉光氏・秋田県立大学)
・事例発表「有機農業実施農家の取り組みと技術普及への課題」(澤村輝彦氏・熊本県)(菊池正晴氏・愛媛県)
3)12:30~13:30|休憩
4)第2部「実践技術および最新技術を活用した雑草防除へのアプローチ」
・講演1「雑草の生態を活用した抑草技術に関する基礎知識」(小林浩幸氏・宇都宮大学)
・講演2「雑草を味方にするイネの有機栽培技術」(舘野廣幸氏・栃木県)
・最新の研究・技術開発の紹介
「米ぬか散布はコナギの発芽にどう影響するのか?」(野副卓人氏・元農研機構)
「AIを活用して難防除雑草を芽生えのうちに発見」(松橋彩衣子氏・農研機構植物防疫研究部門)
「畑用除草ロボットの開発状況と課題」(田澤純子氏・農研機構中日本農業研究センター)
・総合討論
5)16:55~17:00|閉会挨拶

開催概要


有機農業研究者会議2022
日時:2022年10月19日(水)10:00~17:00
場所:オンライン
料金:2000円(パブリックビューイングの場合は1会場当たり1万円)
申込:有機農業研究者会議2022 特設ページ


「有機農業研究者会議2022」特設ページ
https://yuki-hajimeru.net/?p=15719
農研機構
https://www.naro.go.jp/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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