さいたま市で「令和元年度農研機構マッチングフォーラムin関東」12月5日に開催

農研機構は、農林水産省との共催でスマート農業実証プロジェクトおよび、もち大麦をテーマに「農研機構マッチングフォーラムin関東」を開催する。

農研機構マッチングフォーラムin関東とは


農研機構と農林水産省が共催する「農研機構マッチングフォーラムin関東」は、スマート農業実証プロジェクトともち大麦をテーマにした研究報告と意見交換が行われるイベントだ。2019年12月5日(木)10:00~から、さいたま市のソニックシティホールにて開催される。
当日は二部構成のプログラムとなっており、前半にてスマート農業の推進、後半にてもち大麦の普及・促進を促す内容が予定されている。



当日のプログラム


第一部「スマート農業実現に向けた実証プロジェクトの推進」(10:15~11:30)

第1部では、スマート農業の推進に向けて、農林水産省から情報提供するとともに、関東地域でのスマート農業実証取り組みについて報告と意見交換を行う。

(1)「スマート農業実証プロジェクト」の概要
(2)令和元年度の実証コンソーシアムの取組み概要
・茨城県南部スマート農業実証コンソーシアムの取組み農研機構 中央農業研究センター 生産体系研究領域 吉永 悟志
・「発酵の里こうざき」から発信するスマート農業実証コンソーシアムの取り組み神崎町スマート農業実証プロジェクト研究会 (農)神崎東部 石橋 一博
・R&G石島輸出用米低コスト栽培実証コンソーシアムの取組み株式会社ライス&グリーン石島 代表取締役 石島 和美
(3) 土地利用型経営におけるスマート農業の経営的評価農研機構 中央農業研究センター 農業経営研究領域 宮武 恭一

第二部「関東地域向けのもち大麦品種と国産大麦の消費拡大に向けて」(13:00~)

 

第2部では、人気が高まっている国産もち大麦の生産・消費拡大を目指して、料理研究家による基調講演のほか、もち大麦の新品種開発や多収栽培法、加工・販売等の取り組み等について紹介。さらに、実物・ポスターの展示や技術相談の場を設ける。

 (1)基調講演 「おいしくてカラダの中からキレイに! もち麦生活」ファミリークッキングスクール主宰 料理研究家 浜内 千波
(2)講演
・農研機構のもち大麦新品種農研機構 次世代作物開発研究センター 麦研究領域 塔野岡 卓司
・栃木県におけるもち大麦の品種開発栃木県農業試験場 研究開発部 麦類研究室 塚原 俊明
・もち大麦の多収栽培法農研機構 中央農業研究センター 水田利用研究領域 島﨑 由美
・もち大麦品種「キラリモチ」生産・加工・販売の取り組み株式会社 トペコおばら 代表取締役 沖田 良次
・大麦の消費拡大への期待と取り組み株式会社はくばく 市場戦略本部開発部 小林 敏樹
4)パネルディスカッション(15:50~16:20分)
パネラー: 第2部の講演者を予定
5)展示ポスター説明(16:20~16:30)
6)閉会 16:30

閉会後、試供品配布・ポスター展示、技術相談なども行われる。

【開催概要】
「令和元年度農研機構マッチングフォーラムin関東」
開催日時:12月5日10:00~17:30
会場:ソニックシティホール4階 国際会議室
住所:埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5
料金:無料

<参考URL>
令和元年度農研機構マッチングフォーラムin関東詳細

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WRITER LIST

  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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