島根県の農業をスマート農業で解決「しまね スマート農業技術展」を11月1日に開催

日本農業情報システム協会(JAISA)はは、2019年11月1日に、中国四国農政局、島根県、島根県農業協同組合と共同で「しまねスマート農業技術展」を開催。
イベントは島根県の農業発展のための新技術実装に向けたマッチングを目的としている。


最先端技術で県内での持続可能な農業を

近年、高齢化と人口減少が進む島根県では、将来にわたって持続・発展する農業の実現に向け、次世代の担い手の経営改善に繋がる先端技術の検討・普及が優先事項となっている。

今回開催となる「しまねスマート農業技術展」ではこれらの課題を解決するために「スマート農業で将来にわたって持続・発展する農業を目指して」というテーマで講演や事例紹介を行い、スマート農業における最先端技術の情報の提案を行う。

また、展示ブースでは実際にスマート農業技術を活用した機器に触れることができ、多くの農業従事者の皆様が抱える悩みについて解決の糸口を探る機会も提供する。 

【開催テーマ 】

「スマート農業で将来にわたって持続・発展する農業を目指して」
・水田農業の低コスト化に繋がるスマート農業
新規就農者等新たな担い手の収益確保に繋がるスマート農業


【プログラム】

(1)スマート農業の情勢報告
農林水産省、JAISA 
(2)最新技術に関する講演及び実践者からの事例報告
・講演 「水田農業の低コスト化に向けたスマート農業」(リモコン除草機の適応可能畦畔を視覚化し効果的な草刈りを(仮))
登壇者:農研機構西日本農業研究センター 清水裕太氏
・事例報告 「施設園芸におけるスマート農業導入効果」(スマート農業導入による生産性向上・収益アップ作成(仮))
登壇者:(有)だんだんファーム掛合 小田達雄氏
(3)最先端機器の展示・実演と体験
(4)スマート農業技術相談等

【開催概要】
「しまねスマート農業技術展」
開催日時: 2019年11月1日10:00〜15:30
会場:島根県立農林大学校
住所:島根県大田市波根町 970-1
料金:無料

【参加資格・方法】 
・農業に従事している方々
・農業機器メーカー、農業関係団体等に所属している方々
・県等の行政・普及・試験研究・教育機関に所属している方々
・農林水産省、中国四国農政局等に所属している方々

裏面にある参加申込書を FAX にて送付。
http://www.maff.go.jp/chushi/press/se_kankyo/attach/pdf/190927-1.pdf

<参考URL>
島根県立農林大学校

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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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