スマート農業に携わる各界のキーマンが登壇「AG/SUM」開催中

2019年11月18日~20日の3日間、「AG/SUM Agritech&Foodtech Summit」が開催中だ。

「技術と経営と社会の調和による持続的発展を目指して」と題した本イベントは、各業界のリーダーなどが登壇するシンポジウム、セミナーやパネルディスカッションなどのワークショップ、各企業のソリューションの展示、アグリテック/フードテック/バイオテックのスタートアップによるピッチコンテスト、東京農業大学生によるアイデアソン、さらに文部科学省、東京大学、大阪大学、国立情報学研究所らが連携して行われる大学ビジコンなどが準備されている。


SDGs実現に向けた取り組みを紹介

SDGsの様々な目標を実現し、持続可能な一次産業を作っていくには、消費・流通側も変わる必要がある。

今回注目のディスカッション「持続可能発展を可能にするアグリテックの役割」では、栽培、生産、流通など各分野で活躍する方々が登壇。産直サービスという形で消費・流通の角度から課題解決に取り組む「食べチョク」を運営する代表取締役社長の秋元里奈氏、株式会社クボタ 特別技術顧問の飯田聡氏、株式会社オプティム代表取締役社長の菅谷俊二氏らが、消費者のトレンドと生産者の実態を伝える。モデレーターは農林水産事務次官の末松広行氏が務める。

登壇内容
日時:2019年11月19日 16:00~17:00
ディスカッションタイトル:持続可能発展を可能にするアグリテックの役割
登壇者:
【モデレーター】農林水産事務次官 末松 広行
【パネリスト】
株式会社クボタ 特別技術顧問 飯田 聡
株式会社オプティム 代表取締役社長 菅谷 俊二
株式会社ビビッドガーデン 代表取締役社長 秋元 里奈

開催概要
「AG/SUM Agritech&Foodtech Summit」
開催日時:2019年11月18日~11月20日
会場:室町三井ホール&カンファレンス、日本橋三井ホールなど
住所: 東京都中央区日本橋室町2丁目2−1
料金:10万円(一般 3日間)

<参考URL>
AG/SUM Agritech&Foodtech Summit
株式会社オプティム
ビビッドガーデン

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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
  4. 鈴木かゆ
    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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