長野県信濃町に移住して活動する「地域おこし協力隊」を募集

地域の人と一緒に旅の企画・運営を行い、地域に根ざした地域プロデュース事業を展開する株式会社WHEREは、長野県信濃町の地域おこし協力隊のマッチングサポートを目的に、2月27日(水)、2月28日(木)東京都墨田区にて、イベントを2夜連続で開催する。

「地域おこし協力隊」は、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行ってもらい、その定住・定着を図ることで、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした総務省の制度。

しかし、任期終了後の定着率は約6割と、地域のマッチング率には改善の余地があると言われている。WHEREではこの課題を解決するため、長野県信濃町の採用担当者と一緒になって、協力隊募集の人材要件作成から共に伴走をしている。


今回のテーマは、“情報発信”と“農業の未来”。

情報発信においては、町自らが運営する地域メディア「ありえない、いなかまち」にて、地域の魅力を移住希望者に発信する“移住定住サポーター”の1名募集。同地域内にサテライトオフィスを構えるWeb制作株式会社LIGによるサポートのもと、都内にいる地域関心層とのエンゲージメントを高める情報発信を行う。

株式会社LIGが信濃町に構えるサテライトオフィス

 株式会社LIGの野田さんもこの地に惹かれて移住した人の1人

また、“農業の未来”においては地域で農業を通じて新たな試みを行う地元若手農家と共に伴走する“農家サポーター”を募集。信濃町に移住し、新たなアグリビジネスを始める株式会社ベストシーンは、地域のお米を原材料に甘酒ヌーボー「大吟醸」を開発。生産、加工、販売まで自ら行うことで、新たな活路を見出そうとしている。

株式会社ベストシーンが手がける甘酒

移住者が地域を一緒に盛り上げる“ありえない、いなかまち”の長野県信濃町。2夜連続のイベントでは、それぞれのジャンルですでにチャレンジを行う移住者当本人に来てもらい、リアルな声を届ける。

【協力隊募集ページ】
発信者求ム!「ありえない、いなかまち」を発信する移住サポーター
初心者OK!地元の若手農家の挑戦と共に伴走する、”農家サポーター”を募集

【イベント概要 地域×情報発信 移住×情報発信 地域に暮らしながら発信する生き方とは】
日 時:2019年2月27日(水)19:00~21:00
参加費:無料
会 場:てむすび 東京都墨田区向島1-15-8
最寄駅:本所吾妻橋駅、押上駅、浅草駅
定 員:20名
詳細ページ:https://localletter.jp/events/shinano_227/

【イベント概要 地域×農業 農業で生きる方法を知ろう。挑戦する人が描く農業の未来とは】
日 時:2019年2月28日(木)19:00~21:00
参加費:無料
会 場:てむすび 東京都墨田区向島1-15-8
最寄駅:本所吾妻橋駅、押上駅、浅草駅
定 員:20名
詳細ページ:https://localletter.jp/events/shinano_228/

【モデレーター情報】
杉山 泰彦(株式会社WHERE 地域プロデューサー)
大学卒業後、株式会社CRAZY入社。主に社長直下のチームでイベント・採用・マーケティングを全般的に担当し、2017年2月より会社の新規事業として地方創生事業のWHEREに創業メンバーで参画。2年間で20地域に飛び込み営業から案件につなげる。2018年12月からは長野県根羽村に移住し、地域住民とともに「森」をテーマにしたプラットフォームづくりを目指している。

<参考URL>
株式会社WHERE

LOCAL LETTER
地域おこし協力隊(総務省)
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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