地方自治体側が若者をスカウトするIターンプロジェクト「Wakayama Loveドラフト」大阪で開催

和歌山県は、県内の各市町村で活躍できそうな人材をスカウトするイベント「和歌山県があなたをスカウトします!Wakayama Loveドラフト」を7月26日(金)に大阪で開催する。地方で活躍したいという思いをもつ参加者を募集する。


このイベントは、人材のニーズがある市町村が具体的な仕事を「求人票」として提示し、そこでの仕事に関心ある若者からのエントリーを募り、イベント内でのコミュニケーションを通じて「スカウト」するというもの。

スカウトされた参加者は、その自治体への招待チケット(交通費を補助)が手に入り、実際にそのエリアに訪問することができる。自治体がそこで働きたい人材を選抜し、招待するという試みは、都道府県が実施するイベントでは初めてのこと。

本イベントでは、株式会社ネットマーケティングが運営するサービス「Omiai」とも連携し、出会いを求めてアクティブに活動するユーザーへのアプローチも展開する。「Omiai」では、ユーザーの「出身地」や「志向性」、また「結婚したら引っ越しも検討できる」などユーザー情報のビッグデータを保有しており、本イベントに関心をもちそうなユーザー(地方移住、関係人口、社会貢献への関心層など)にイベントを案内し、地方創生の一助となる集客を実施する。
※来場者は「Omiai」のユーザーに限らず、和歌山県の市町村や仕事内容に関心のある方を対象に広く募集

Wakayama Loveドラフト 概要
日時:2019年7月26日(金)19:00~22:00
場所:billage OSAKA
大阪市中央区本町4-2-12 東芝大阪ビル8F
参加費:無料
定員:30名 ※先着順で受付
主催:和歌山県
イベント受託:シビレ株式会社
協力:株式会社ネットマーケティング「Omiai」

イベント概要
  • 和歌山県内のさまざまなエリアの求人キャッチコピーを見て、イベントにエントリー
  • イベントでは各市町村や企業の担当者と交流し、自分をPR
  • 各市町村が「この人」と決めた人を選抜、招待チケットを発行
  • 選抜されなかった人にもチャンスあり!和歌山県への訪問を後押しする

キャッチコピーから「ピン」ときた仕事を見つけてイベントへエントリー

具体的な求人内を写真を用いて紹介。都会ではできない仕事ばかり

<参考URL>
Wakayama Love ドラフト

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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
  4. 鈴木かゆ
    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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