オカネツ工業、AIを活用した自律走行ハンマーナイフ草刈機「MAIRAVO」を販売開始

オカネツ工業株式会社は、 AIと自律走行の技術を使用したハンマーナイフ草刈機「MAIRAVO(マイラボ)」の販売を開始した。


AIと自律走行で草刈り作業の負担を軽減


オカネツ工業株式会社は、戦後に金属熱処理事業を担う協同組合として発足した企業。車軸・変速機ユニットなどのパワートレインや小型農業機械のOEM事業を主軸に、近年では自社製品の開発・販売にも注力している。

今回販売を開始した「MAIRAVO」は、タブレットを使用してエリア内を自動マッピングし、自律走行で草刈りを行う。AIが障害物や人を検知し、自動停止・自動回避することが可能で、傾斜地でも走行位置を把握し補正する。

ラジコン操作も可能なため、草刈機本体から離れた場所でも操作できる。

また、ハンマーナイフを採用しており、背丈程の草でも数センチ程度のチップ状になるため、集草作業時の煩わしさも軽減される。

作業速度を3.2km/hと2km/hに切り替えられることで、作業環境に応じた速度で使用できるほか、その場で旋回できるため、狭い場所での作業もスムーズに行えるという。

重量は270kgと比較的軽量で、軽トラに積載しても他の作業道具を同時に積載できるほどの余裕がある。


広報室室長 櫻井 真弥氏のコメント
MAIRAVOは、勝手に草を刈ってくれる優れものです! 今まで、夏場の暑い時期に最盛期を迎える草刈り作業は、重労働かつ、安全面も課題になっておりましたが、AI+自律走行で行う草刈機は、AIが人や障害物を検知して自動で草を刈ってくれるので作業時間を短縮でき、将来的には害獣対策にも使用できる機械になればと開発を続けております!

製品情報

AI+自律走行ハンマーナイフ草刈機「MAIRAVO」
最大傾斜:30度(全方位)
速度:約0~4km
重量:270kg
サイズ:
・全長1695mm
・全幅860mm
・全高945mm
メーカー希望小売価格:未定


オカネツ工業株式会社
https://okanetsu.co.jp/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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