次世代型農業研究プロジェクト「春日部みどりのPARK共同事業体」が発足

ドローンメーカーDJI社の正規販売代理店を務める株式会社セキドの関連企業である株式会社セキドパートナーズは、株式会社JPP、株式会社積木製作、但馬米穀株式会社と共同で、スマート農業技術を活用した次世代型農業の研究・開発を行うプロジェクト「春日部みどりのPARK共同事業体」を発足した。

「春日部みどりのPARK共同事業体」は、農業用ドローン等を活用した次世代型農業技術の研究・開発事業を柱に、各種研究成果を伝える講習会やドローンスクール、地域活性化に向けたイベント等を実施する共同事業体である。
2022年春には、埼玉県春日部市にある旧富多小学校跡地を利用した共同事業施設「春日部みどりのPARK」を開設する予定とのこと。


電力システムを備えた研究・開発施設


「春日部みどりのPARK共同事業体」が開設を予定している「春日部みどりのPARK」は、小学校跡地の構造物や立地を活用して建設する太陽光発電と蓄電設備を備えた自己完結型の研究・開発施設である。



施設栽培農業用ハウスの研究・開発や無農薬屋内水耕栽培技術の研究・開発、次世代スマート農業機械の研究・開発、農業用ドローンおよび水中ドローンの研究・開発、オフグリッド太陽光発電の研究・開発のほか、数日間の電力供給に対応する避難所など、地域防災に対応した先進公共施設としての利用が予定されている。


株式会社セキド
http://www.sekido.com
株式会社JPP
https://www.j-powerplant.com
株式会社積木製作
http://tsumikiseisaku.com
但馬米穀株式会社
http://tanbei.co.jp
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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