スマート農業を実践している企業が集結「スマート農業推進フォーラム」開催

農林水産省は、6月12日に一橋大学一橋講堂にて、「スマート農業推進フォーラム」を開催する。

本フォーラムは今年度で3回目。ICT(情報通信技術)やロボット技術等について、実際に活用している農業者や先進的な取組を行っている自治体からの取り組み紹介、メーカーからの情報提供等を行う。スマート農業(スマートアグリ)の導入事例として各企業や自治体からの発表のほか、スマート農業関連技術を行う企業からのポスターセッションも実施。参加人数は450名。参加にあたっては登録が必要。申し込み期限は6月8日(金)。

なお、講演資料等は終了後にウェブで公開される他、当日の模様はmaffchannel(YouTube)でも後日動画配信される予定だ。


「平成30年度スマート農業推進フォーラム」
日時:6月12日(火)12:00~18:00
会場:一橋大学一橋講堂
所在地:東京都千代田区一ツ橋2-1-2
申し込みサイト:https://www.contactus.maff.go.jp/j/form/seisan/gizyutu/180522.html

内容
第1部:講演(13時00分~16時15分)
(1)挨拶
(2)講演1:スマート農業の導入事例
(ア)土地利用型農業におけるロボットトラクター導入事例
株式会社クボタ 特別技術顧問 飯田 聡 氏
株式会社紅梅夢ファーム(水稲・大豆等生産/福島県) 代表取締役 佐藤 良一 氏
(イ)施設園芸によるCO2局所施用導入事例
株式会社テヌート 代表取締役 藤原 慶太 氏
株式会社リコペル(トマト生産/山梨県) 代表取締役 米田 茂之 氏
(ウ)ドローンによるセンシング活用事例
株式会社オプティム 執行役員 休坂 健志 氏
株式会社イケマコ(米・麦・大豆等生産/佐賀県) 代表取締役 池田 大志 氏
(3)講演2:地方行政機関による新たな取組の紹介
岩手県農林水産部農業普及技術課 総括課長 菊池 政洋 氏
(4)講演3:データに基づく農業の展開
Orchard & Technology株式会社 代表取締役 末澤 克彦 氏

第2部:ポスターセッション(12時00分~18時00分)
スマート農業関連技術を行う企業等により、技術や取組等について紹介


<参考URL>
民間企業・団体等との連携|農林水産省
http://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/hukyu/minkanrenkei.html
SHARE

最新の記事をFacebook・メールで
簡単に読むことが出来ます。

RANKING

WRITER LIST

  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
  4. 鈴木かゆ
    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
パックごはん定期便