農業未経験の26歳が米農家に 『東大卒、じいちゃんの田んぼを継ぐ 廃業寸前ギリギリ農家の人生を賭けた挑戦』が発売

株式会社KADOKAWAは、書籍『東大卒、じいちゃんの田んぼを継ぐ 廃業寸前ギリギリ農家の人生を賭けた挑戦』(著者・米利休)を2025年3月26日(水)に発売した。全国の書店をはじめ、Amazonや楽天ブックスなどで購入できる。


東大卒の若者が廃業寸前の米農家を継ぐ


著者の米利休氏は、祖父の指導を受けながら農作業する様子などを発信するSNSアカウントを運営している。東大卒で農業未経験という異色の経歴に加え、令和のコメ騒動・米の値上がりといった世相から注目を集めているという。

そんな著者が、米農家を継ぎ起死回生を図る姿を中心に、「じいちゃんの米を日本一有名にする」「3年以内に年商1億目指したい」という前代未聞級の目標を掲げ、挑戦する姿を書籍化した。

内容・目次


内容
かつて、農業経営に苦しむ祖父の姿を見ていたから、「農家にはならない」と決意して、東大へ進学した著者。将来は大企業に就職して、安定した道へ進みたいと考えていました。そんな矢先、実家の農業が廃業の危機にあることを知ります。――じいちゃんの米づくりが、絶えてしまう。農業を継ぐ条件は年収15万。農業経験はゼロ。でも、諦めたくない。じいちゃんの米を守りたい。じいちゃんの田んぼを継いだ東大卒の26歳の熱い思いがSNSを駆け巡り、やがて日本の食卓を、農業の未来を変えていきます。

目次
第1章 農家にならないための努力
第2章 東大生活とビジネス経験
第3章 農業への挑戦
第4章 デジタル世代の新しい農業

著者プロフィール
米利休(こめのりきゅう)
1998年生まれ、山形県出身。東京大学工学部を卒業後、実家の農業を継ぎ、米作りに従事。2024年5月にSNSアカウントを開設し、祖父の指導を受けながら農作業する様子を配信したところ、3カ月で総フォロワー数が20万人を突破。SNSを駆使して農業ビジネスの成功を目指し、「じいちゃんの米を日本一有名にする」目標を掲げる。






書誌概要

『東大卒、じいちゃんの田んぼを継ぐ 廃業寸前ギリギリ農家の人生を賭けた挑戦』
定価:1760円(本体1600円+税)
発売日:2025年3月26日(水)
ページ数:192P
発行:株式会社KADOKAWA
URL:https://www.kadokawa.co.jp/product/322410000579/


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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
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    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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