2019年度「ふるさとの田んぼと水 子ども絵画展」 作品募集中!

全国水土里ネット(全国土地改良事業団体連合会)は、小学生以下を対象にした絵画展『ふるさとの田んぼと水』子ども絵画展2019の募集を開始した。

開催20周年を迎える今回は、入賞・地域団体賞・入選作品など約240点の展示のほかに、20周年記念展示として地域を象徴する農村風景を描いた絵画の展示も行う予定だ。

『ふるさとの田んぼと水』子ども絵画展2019


2019年度の募集テーマは「新発見!ぼくのわたしのふるさと」だ。子どもたちが田んぼやため池、農業用水路などの風景、大切な水路を守っている人たちの姿を描くことで、農業や農村への理解と関心を促すことを目的としている。

受賞作品は、東京都美術館1階の第二展示室にて2019年12月4日(水)から12月11日(水)まで展示され、入賞者の授賞式は2019年12月7日(土)を予定している。(受賞式への参加は入賞者のみ)

昨年は、全国から6,284点の応募があり、その中から入賞が24点、地域団体賞が7点、入選作品は163点が選ばれた。

2019年度の募集にあたり、主催する「全国水土里ネット(全国土地改良事業団体連合会)」はこう語っている。

日本の農業・農村は、生きるために必要な食料を生産する場であるとともに、自然環境を守り多様な生き物の命を育む場でありながら、多面的機能を持ちます。同時に人々に安らぎを与え、未来を担う子ども達に豊かな感情を育ませるなど、かけがえのない財産でもあります。 「ふるさとの田んぼと水」子ども絵画展では、私たちの財産を守り次世代へと引き継いでゆくことを目指しています。(一部抜粋)

2018年度 「農林水産大臣賞」の作品

2018年度 「全国水土里ネット会長賞」の作品


『ふるさとの田んぼと水』子ども絵画展2019 概要

田んぼやため池・農業用水路などの風景、大切な水路を守っている人たち、農業に関する古くから伝わる祭りや風習・郷土料理、さまざまな農作業風景など、「新発見!ぼくのわたしのふるさと」がテーマであれば、作品の題材や画材は自由だ。

募集要項は以下の通り。

■応募資格
小学生以下

■作品募集の告知
1)開催概要と応募用紙を兼ねた「募集チラシ」を都道府県水土里ネット等を通じて、全国の小学校に配布。
2)全国水土里ネットホームページでも紹介。

■賞
農林水産大臣賞・文部科学大臣賞・環境大臣賞・全国水土里ネット会長賞・協賛企業・団体賞他

■作品の展示期間・場所
日時:2019年12月4日(水)12月11日(水)
場所:東京都美術館 1階第二展示室

■授賞式(入賞者のみ)
2019年12月7日(土)予定 ※入賞者と保護者1名を招待。
授賞式会場:東京都美術館「講堂」

昨年(2018年)行われた授賞式での集合写真

■昨年度応募数
6,284点

■募集締切り
2019年9月11日(水)

■審査員(本年度予定)
審査委員長:真室佳武(東京都美術館長)
審査員 :浅野 康則氏(画家)、布井 剛氏(画家)、岸 ユキ氏(女優・二科会会友)
宗像 幸彦氏(ライター)、森井 秀之氏(全国水土里ネット企画研究部長)
アドバイザー:伊能 洋氏(画家)

■主催
全国水土里ネット(全国土地改良事業団体連合会)
都道府県水土里ネット(都道府県土地改良事業団体連合会)

■後援
農林水産省/文部科学省/環境省/国土交通省/総務省/東京都
全国農業協同組合中央会/(株)日本政策金融公庫/(株)日本農業新聞他

■協賛(昨年度実績)
(株)ECC/(株)イワイ/大塚ホールディングス(株)/(株)クボタ/(株)熊谷組/(株)角谷文治郎商店
積水化学工業(株)/全国米穀販売事業共済協同組合/(株)トイカード/ハウス食品グループ本社(株)
不二家ファミリー文化研究所/前田建設工業(株)/(株)明治/ヤンマー(株)井関農機(株)/サクラクレパス(株) (順不同)

■名称
「ふるさとの田んぼと水」子ども絵画展2019 【20周年記念】

<参考リンク>
全国水土里ネット「子ども絵画展」
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
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    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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