「令和4年度農研機構つくば植物工場研修会」が11月22日にオンラインで開催

農研機構は、「令和4年度農研機構つくば植物工場研修会」を2022年11月22日(火)にオンラインで開催する。参加費は無料。



ICTやAI、ロボットを活用した経営モデルを紹介


「令和4年度農研機構つくば植物工場研修会」は、農林水産省が実施する「令和4年度データ駆動型農業の実践・展開支援事業(スマートグリーンハウス展開推進)」の一環で開催する農業関係者向けのセミナー。

当日は、ICTやAI、労務管理システム、ロボットを活用した企業的経営モデルに関する講演や近日中にサービスインする予定の「NARO生育収量予測ツール」を活用した計画生産技術の紹介が予定されている。

主な内容は以下の通りだ。

1)Ⅰ期SIP「植物工場」成果の技術群の実証と改良による高品質安定生産
(農研機構 野菜花き研究部門 主任研究員 筧 雄介氏)
2)植物重量モニタリング型自動給液装置の高糖度トマト栽培への適用
(静岡県農林技術研究所 野菜生産技術科 上席研究員 今原 淳吾氏)
3)オーダーメイド型高品質トマトの計画生産および情報の集約・可視化・共有と自動化による中規模経営体における高度な企業的農業経営の実現
(ベルファーム株式会社 代表取締役社長 斎藤 浩一氏)
4)IoT型統合情報プラットフォームを用いたデータ分析による生産性向上
(株式会社デルフィージャパン ホーティカルチャースペシャリスト 斉藤 章氏)
5)NFC利用型労務管理スマート化システムの改良による省力化技術の実証
(小林クリエイト株式会社 アグリ事業部 課長 兼 新ソリューション創出担当 松林 和幸氏)
6)トマトの計画生産を可能にするNARO生育収量予測ツールの提供
(東日本電信電話株式会社 経営企画部 営業戦略推進室 中戸川 将大氏)
7)総合討論|データ駆動型施設生産における先端技術の活用について
(コンビーナー:農研機構 野菜花き研究部門 領域長 今西 俊介氏)
※講演のタイトル・順番が変わる可能性あり。

開催概要


令和4年度農研機構つくば植物工場研修会
日時:2022年11月22日(火)13:10~16:00
場所:オンライン(Microsoft Teams)
料金:無料
定員:70名(定員に達し次第〆切)
申込:Eメール(PF-training@ml.affrc.go.jp) ※事前アンケートに回答する必要あり。
〆切:2022年11月18日(金)


農研機構 野菜花き研究部門
https://www.naro.go.jp/laboratory/nivfs/index.html
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WRITER LIST

  1. よないつかさ
    1994年生まれ、神奈川県横浜市出身。恵泉女学園大学では主に有機栽培について学び、生活園芸士の資格を持つ。農協に窓口担当として5年勤め、夫の転勤を機に退職。アメリカで第一子を出産し、シカゴ生活を綴るブログを運営。一番好きな野菜はトマト(アイコ)。
  2. syonaitaro
    1994年生まれ、山形県出身、東京農業大学卒業。大学卒業後は関東で数年間修業。現在はUターン就農。通常の栽培よりも農薬を減らして栽培する特別栽培に取り組み、圃場の生産管理を行っている。農業の魅力を伝えるべく、兼業ライターとしても活動中。
  3. 槇 紗加
    1998年生まれ。日本女子大卒。レモン農家になるため、大学卒業直前に小田原に移住し修行を始める。在学中は、食べチョクなど数社でマーケティングや営業を経験。その経験を活かして、農園のHPを作ったりオンライン販売を強化したりしています。将来は、レモンサワー農園を開きたい。
  4. 沖貴雄
    1991年広島県安芸太田町生まれ。広島県立農業技術大学校卒業後、県内外の農家にて研修を受ける。2014年に安芸太田町で就農し2018年から合同会社穴ファームOKIを経営。ほうれんそうを主軸にスイートコーン、白菜、キャベツを生産。記録を分析し効率の良い経営を模索中。食卓にわくわくを地域にウハウハを目指し明るい農園をつくりたい。
  5. 田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。