「IoPプロジェクト国際シンポジウム~農業DXの現状と未来~」が2月20日に開催

高知県と国立大学法人高知大学は、「令和4年度IoPプロジェクト国際シンポジウム~農業DXの現状と未来~」を、2023年2月20日(月)に東京都千代田区にあるJA共済ビルカンファレンスホールで開催する。参加費は無料でオンラインによる配信もあり。


プロジェクトの集大成などを発表


「令和4年度 IoPプロジェクト国際シンポジウム~農業DXの現状と未来~」は、内閣府が推進する産学官連携のプロジェクト「IoP (Internet of Plants) が導く Next 次世代型施設園芸農業への進化」の一環で開催する農業関係者向けの国際シンポジウムである。

内容は以下の通りだ。

【第1部】
10:30|開会挨拶
10:35|Internet of Plants (IoP)の共創と挑戦
(高知大学 IoP共創センター センター長 北野雅治氏)
10:45|研究開発
・講演1「IoPにおける生理生態に関する研究成果について」(高知大学 IoP共創センター 特任教授 岩尾忠重氏)
・講演2「地域情報共有ネットワークと認識・学習・自動化による省力化」(高知工科大学 教授 福本昌弘氏)
・講演3「サステナブル施設園芸への挑戦」(京都大学 教授 藤原拓氏)
・講演4「野菜の機能性に着目した施設園芸の高付加価値化」(高知県立大学 教授 渡邊浩幸氏)
11:30|システム構築・組織改革
・講演1「IoPクラウド(SAWACHI)が導くアグリビジネスの未来」(高知県農業振興部 IoP推進監 岡林俊宏氏)
・講演2「高知大学IoP共創センターの取組」(高知大学 副学長 地域連携担当 IoP共創センター 副センター長 石塚悟史氏)
・講演3「高知大学農林海洋科学部改組について」(高知大学農林海洋科学部 学部長 枝重圭祐氏)

【第2部】
13:00|IoPプロジェクトの今後の展開
(高知大学 理事 地域連携・国際連携・広報担当 受田浩之氏※事業責任者)
13:15|招待講演
・講演1「フラウンホーファー研究機構の概要(仮)」(Extended Institute Management and Program Manager Smart Farming, Fraunhofer IESE. Chair of Digital Farming, Technical University Kaiserslautern. Prof. Dr.-Ing. Jörg Dörr)
・講演2「日越大学Smart Agriculture and Sustainability学部の概要(仮)」(Faculty Administration, JICA Expert, Vietnam-Japan University. Assoc. Prof. Dr. Eriko Yasunaga)
13:45|パネルディスカッション「農業DXの現状と未来」
ファシリテーター
・株式会社INDUSTRIAL-X 代表取締役CEO 八子知礼氏
パネリスト(順不同)
・デジタル大臣政務官 尾﨑正直氏(予定)
・高知県知事 濵田省司氏
農研機構 農業情報研究センター副センター長 兼 農業ロボティクス研究センター副センター長 村上則幸氏
・一般社団法人全国農業協同組合中央会 常務理事 山田秀顕氏
・ 高知大学 理事 地域連携・国際連携・広報担当 受田浩之氏※事業責任者
・高知大学 IoP共創センター センター長 北野 雅治氏
15:00|総評
(Senior researcher, Entrepreneurship and Business Innovation,Wageningen Economic Research. Prof. Dr.Jos Verstegen)
15:15|閉会挨拶
(高知県知事 濵田省司氏)

開催概要


「令和4年度IoPプロジェクト国際シンポジウム~農業DXの現状と未来~」
日時:2023年2月20日(月)10:30~15:15
場所:JA共済ビルカンファレンスホール
住所:東京都千代田区平河町2-7-9
料金:無料
定員:会場300名・オンライン500名
申込:https://kochi-iop.jp/news/event/2023/01/23/4171/
〆切:会場2023年2月9日(木)・オンライン2023年2月15日(水)


「IoP (Internet of Plants)が導く Next 次世代型施設園芸農業への進化」プロジェクト
https://kochi-iop.jp/
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WRITER LIST

  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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