JAバンク兵庫信連と兵庫県立大学、農業データを活用する教育・研究で協定を締結

兵庫県信用農業協同組合連合会と公立大学法人兵庫県立大学は、「データサイエンスを基礎とした教育・研究等の推進に関する協定」を締結した。

農業をはじめとする様々な産業においてデジタル化が進む現在、蓄積されたデータを業務改善に活かすためのデータ分析能力が必要とされている。JAバンク兵庫信連は、本連携協定を起点にデータ分析人材の育成や取引先企業等へのソリューション提供を強化し、ひょうご経済、農業、県民生活の向上に貢献、兵庫県立大学は本協定に基づき相互に連携協力し、本学の技術シーズを活用した技術力向上や人材育成、地域産業の振興に大きく貢献していく。



連携上の主な役割

今回の協定における両社の役割は以下の通り。

JAバンク兵庫信連
・JAグループ内や取引先企業等の「生きたデータ」を用いた共同研究・調査の企画・調整
・中小企業診断士や証券アナリストの資格保有者をはじめとする金融業務に精通した職員の知見を共有する形での兵庫県立大学のデータサイエンス教育への貢献

兵庫県立大学
・データサイエンティスト人材の教育・育成に関する助言・協力
・共同研究・調査等を通じた高度なデータ分析手法の知見共有

連携の項目としては、データサイエンスを基礎とした教育・人材育成、研究・調査や関連する助言・協力、その他別途協議のうえで合意するテーマ
などを想定している。

また、今後検討していきたいテーマとして、農業所得向上に資する経理データや生産管理データ、天候データなどを用いた分析や、JAグループや取引先企業等のマーケティング高度化に資する、POSデータなどの販売データやECサイトデータ、口コミデータなどを用いた分析、そして、地域金融サービスの高度化に資する金融商品や営業手法、資金運用手法などの分析・開発も進めていくという。


<参考URL>
兵庫県立大学
JA兵庫信連

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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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