「地方創生ローカルベンチャー会議2019」10月18日(金)に東京で開催

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構は、2019年10月18日に都内で「地方創生ローカルベンチャー会議2019」を開催する。

イベントでは、シェアリングエコノミーやスマート農業についての最新事例を公開。「Society5.0」時代にあって地方が大きなチャンスを迎えていることを共有し、地域での活躍を期す都市部在住のチャレンジャーの移住や事業創出を促すことを目的としている。


地方創生ローカルベンチャー会議2019の特徴

「地方創生ローカルベンチャー会議2019」では、スマート農業やシェアリングエコノミーなど、地方創生の当事者による最新事例を知り、学ぶことができる。
そのため地域で新しい商品やサービスの創出に取り組みたい起業家や学生、地域にビジネスチャンスを見出したい企業・団体関係者にとって、情報交換できるまたとない貴重な機会となる予定だ。

ゲストには、農家と農業の担い手人材をマッチングするサービスを手がけている「シェアグリ」の井出飛悠人、UIJターンを考える人材や受け入れたい地域・企業にとってのバイブルである情報誌「TURNS」の堀口正裕を招き、第一線からみた地方創生の現状が語られる。

なお、イベントには主催する地域商社「こゆ財団」代表理事でもある地域プロデューサーの齋藤潤一、新富町地域おこし協力隊としてメディカルフルーツの商品開発にチャレンジしている岩本脩成も参加を表明している。

「Society5.0」の重要性とは

現在、日本国内では地方での人口減少、一方における東京圏への過度な人口集中が、地域の活力を失わせる課題として挙げられている。課題解決にあたり、地域への回帰傾向の拡大、さらに技術革新の進展による実証実験ニーズの増加が必要とされており、関連機関や企業も積極的に取り組んでいる。

その中でこゆ財団は、地域の新たな可能性として「Socity5.0」を推し進めている。この取り組みは、IoTやロボット、AI、ビッグデータ等新たな技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れ、イノベーションを創出しようとする超スマート社会を指す。

同財団ではスマート農業を軸に、移住ニーズを持つ人材や先進技術を持つ企業の誘致を積極的に図っている。
2019年10月開設予定のスマート農業拠点「新富アグリバレー」を中心に、農業分野の技術革新を担う人材の育成やスマート農業ベンチャーとの共同開発を進めていく考えだ。

【開催概要】
地方創生ローカルベンチャー会議2019
開催日時:2019年10月18日19:30〜21:30
会場:Ag Venture Lab
住所:東京都千代田区大手町1丁目6-1大手町ビル9階
料金:1000円

<参考URL>
地域商社こゆ財団
​地方はチャンス! スマート農業からシェアリングエコノミーまで、地方の「Society5.0」実現可能性を探るイベント開催
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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