建設足場を利用したイチゴのスマート複合環境制御技術セミナー、岡山大学で11月14日に開催

農林水産省とNPO法人中国四国農林水産・食品先進技術研究会などが「低コスト化・強靭化を実現する建設足場資材を利用した園芸ハウスの開発 ~イチゴのスマート複合環境制御技術~」と題した標記セミナーを11月14日に開催する。同説明会・相談会は農林水産省が実施する産学連携支援事業により行われる。



作物部会セミナーの内容

同セミナーでは、岡山大学で開発された施設園芸における複合環境制御コントローラー「YoshiMax」の技術を公開し、より高品質・高収量を追求する効率的な施設園芸を促進していくための議論を深めていくことを目的としている。

1. 園芸ハウス見学(セミナー会場へ集合の後、圃場へ移動)
2. セミナー
・「イチゴ栽培における環境制御コントローラYoshiMax開発の経緯と利用方法」
岡山大学大学院環境生命科学研究科 教授 吉田 裕一 
・「イチゴ環境制御の実際」
農研機構 西日本農業研究センター 畑作園芸研究領域 主任研究員 矢野 孝喜 
・「USCSと連携させたYoshiMaxのより良い活用方法について」
岡山大学大学院環境生命科学研究科 教授 安場 健一郎 
3. 総合討議
4. 個別相談(講師、コーディネーターによるマッチング、競争的研究資金等)

【開催概要】
「低コスト化・強靭化を実現する建設足場資材を利用した園芸ハウスの開発 ~イチゴのスマート複合環境制御技術~」
開催日時:2019年11月14日 11:00~17:00
会場:岡山大学農学部3号館4階 多目的室
住所:岡山県岡山市北区津島中1-1-1
料金:無料

<参考URL>
NPO法人中四国アグリテック

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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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