宮崎県とrelay、農業の事業承継をテーマにしたオンラインイベントを3月16日に開催

事業承継マッチングプラットフォーム「relay(リレイ)」を運営する株式会社ライトライトと宮崎県は、2024年3月16日(土)に農業の事業承継をテーマにしたオンラインイベント「農業の事業承継について考えよう!『農業を継ぐ』という新しい選択肢」を共催する。参加費は無料。


実際に事業継承した農家の話が聞ける


近年、農業界は高齢化が進み、後継者不足が深刻な問題となっているが、今後もさらに高齢化が進むことから、担い手の確保が困難となり、農業の持続可能性が懸念されている。

農林水産省の農業労働に関する統計によると2020年の農業従事者の平均年齢は67.8歳と、65歳以上の高齢者が全体の7割近くを占め、2005年には200万人だった経営体が、2020年時点では107万人と半数近くまで減少している。理由のひとつには後継者不足が挙げられ、日本の農業における深刻な課題となっている。

そこで、宮崎県とライトライトは、農業の事業承継をテーマに、オンラインイベント「農業の事業承継について考えよう!『農業を継ぐ』という新しい選択肢」を共催する。

宮崎県とライトライトは、宮崎県内の農林水産業者の後継者募集に特化した特設ページ「relay the local 宮崎県」も共同運営している。

イベントでは、宮崎県内での新規就農希望者への関心喚起と魅力の発信、また、「relay」にて後継者募集中の宮崎県内の農家を紹介。実際に「relay」にて宮崎県内でいちご農園を承継した方や、現在宮崎県内で後継者募集中のみかん農家、干し大根農家を招き、承継する際のメリットや現状の課題など、具体的な話を深堀りしていく。

当日のタイムライン

・事業承継マッチングプラットフォーム「relay」の説明
・「relay」を通じて成約した方とのトークセッション
・後継者を募集している宮崎県内の農業従事者の紹介
・農業の事業承継及び新規就農に関する支援施策

<トークセッションゲスト>

大田原 尊之氏
宮崎県宮崎市清武町のいちご農園を営む譲渡希望者からハウスの承継を行い、新規就農に向けて準備を進める。宮崎市等からサポートを受け、relayでの承継を実現。これまで培ってきた農業知識を生かしながら営農に向けて研修等を進めている。

<後継者を募集している宮崎県内の農業従事者>


田中農園 石山氏(宮崎県日南市/みかん農家)
URL:https://relay.town/entrustments/tanakanouen


黒田農園 黒田氏(宮崎県日向市/みかん農家)
URL:https://relay.town/entrustments/131


倉岡農園 倉岡氏(宮崎県田野町/干し大根農家)
URL:https://relay.town/entrustments/kuraokafarm

開催概要

オンラインイベント「農業の事業承継について考えよう!『農業を継ぐ』という新しい選択肢」
日時:2024年3月16日(土)13:00~14:30
会場:オンライン
参加費:無料
参加申込URL:https://peatix.com/event/3852584/


株式会社ライトライト
https://light-right.jp/
事業承継マッチングプラットフォーム「relay(リレイ)」
https://relay.town/
relay the local 宮崎県
https://relay.town/local/miyazaki
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WRITER LIST

  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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