最新のスマート技術の展示相談会 『京都スマート農業祭(まつり)2019』 が11月15日~16日に開催

直進アシスト機能付きトラクタや、ドローン、リモコン草刈機など最新のスマート技術の展示相談会『京都スマート農業祭(まつり)2019』が、11月15日(金)~16日(土)に京都府農林水産技術センターで開催される。


『京都スマート農業祭(まつり)2019』


京都スマート農業祭(まつり)2019は、京都府と一般社団法人京都府農業会議、近畿農政局が主催するスマート農業イベントだ。
府内の農林漁業者を対象に開催されるイベントで、当日はICTやロボティクス等を活用した最新のスマート技術の展示や実演のほか、講演や事例紹介、経営に関する相談会などが予定されている。

現在、京都府内外から約50の企業や団体が出展を表明している。

当日のプログラム


展示・実演ブースでは、直進アシスト機能付きトラクタの走行実演やドローンの駆動実演、リモコン草刈機による除草、鳥獣害おりワナ檻監視システムの紹介、園芸ハウスの遠隔モニタリングなど最新のスマート技術の展示や実演が予定されている。

講演では京都大学農学研究科教授である飯田訓久氏の登壇が予定されており、事例紹介では農事組合法人ほづ、inaho株式会社らによる情報提供や具体的事例の紹介が予定されている。
会場内には経営相談コーナーも設けられる予定で、スマート機器に関する技術の導入や経営改善についてのアドバイスも受けられる。

講演や事例紹介、研究報告の詳細は以下の通りである。

2019年11月15日(金)13:40~14:10(宮林ホール)
①中山間地域の稲作を守り支える集落営農組織におけるスマート技術の実証について
➁「農事組合法人ほづ」による事例紹介
『万願寺とうがらし栽培へのスマート技術導入による増収・省力化』

2019年11月16日(土)13:00~14:20(講堂)
①京都大学農学研究科教授 飯田訓久氏による基調講演
『スマート農業とロボット農機
➁inaho(いなほ)株式会社 天野卓氏による技術紹介
『自動野菜収穫ロボットについて』

参加費は無料で事前の申し込みも不要なため、当日はフリーでの入場が可能。
(※講演については会場準備の都合上事前申込者のみ※2019年11月7日〆切済)

【開催概要】
京都スマート農業祭(まつり)2019
日時:2019年11月15日(金)(13:30~16:00 )/16日(土)(10:00~15:30)
会場:京都府農林水産技術センター
住所:京都府亀岡市余部町和久成9
料金:無料

昨年開催された京都スマート農業祭(まつり)2018の様子
展示ブース

研究開発の状況や実証の紹介

経営相談コーナー

<参考リンク>
京都スマート農業祭(まつり)2019
京都府
一般社団法人京都府農業会議
近畿農政局
農事組合法人ほづ
inaho(いなほ)株式会社
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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