【2024年5月 野菜市況】馬鈴しょがお買い得に、価格が落ち着く野菜も増加

農林水産省は、東京都中央卸売市場に出荷される野菜の2024年5月の生育状況と価格見通しを公表した。

2024年5月は、前半に馬鈴しょの価格が平年を下回る見込み。

また3月、4月は高値傾向の野菜が多かったが、出荷が安定し、価格が落ち着く野菜が増える見込みとなっている。


5月は馬鈴しょがお買い得に


馬鈴しょは、北海道産の出荷が終了し、鹿児島県産・長崎県産中心の出荷に。主産県において、降雨の影響により、後ろ倒しの出荷となるため、5月前半の出荷数量は平年を上回り、価格は平年を下回って推移する。

後半には出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。

にんじん、きゅうり、トマト、ピーマンの価格は、前半に平年を上回る見込みだが、後半には平年並みで推移する。

一方はくさいは、前半に平年並み、後半に平年を上回って推移。さといもは5月中は平年を上回って推移する。

このほか、だいこん、キャベツ、ほうれんそう、ねぎ、レタス、なす、たまねぎ、ブロッコリーは平年並みの価格で推移する。


野菜の生育状況及び価格見通し(令和6年5月)について
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/engei/240430.html
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
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    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
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    川島礼二郎
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    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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