お粥研究家 鈴木かゆさん初レシピ本『ととのうおかゆ365日』発売!

レシピ記事やインタビューで登場いただいたお粥研究家・鈴木かゆさんの初レシピ本『ととのうおかゆ365日』が2024年7月18日に発売となりました。


おかゆ好きが高じ、お粥研究家として日々SNSやブログでおかゆレシピを発信している鈴木かゆさん。

鈴木さんのおかゆといえば、従来のシンプルな味や見た目とは異なる、斬新でカラフル、そしてあっと驚くような具材が特徴! トッピングにはお菓子やフルーツを使ったものもあります。

そんな鈴木さんが4年間毎朝作ってきたおかゆから、選抜した365レシピをまとめた1冊が『ととのうおかゆ365日』。

1月1日から12月31日まで、旬の食材を使ったものや、その季節に起きがちな体の不調をととのえてくれるレシピが載っています。




発売にあたり、鈴木さんにコメントをいただきました!


初のレシピ本に込めた思いをお聞かせください。


おかゆにはたくさんの種類があることを知ってもらいたいです!

「おかゆ好き?嫌い?」を「どのおかゆが好き?」にするのがわたしの活動の一つのテーマなので、それぞれの推しのお粥を探してもらえたらうれしいです(おにぎりだと「好き?嫌い?」ではなく「なんの具が好き?」と聞くじゃないですか、あの感じが理想です……!)。

みなさんにも毎日おかゆを食べてもらいたいわけではなくて、月に1回とか、年に1回とか、取り入れていただく機会になったらいいなと思っています。

ちょっと自分をリセットしたいな〜、疲れちゃったな〜というときに、おかゆで自分にやさしくするやり方があることも知っていただきたいです。

「がんばりやさんのあの人」へのプレゼントとしても、贈りたくなる本になったかな〜と思っております。


本になった感想はどうですか?


我ながらこんなに数があるのか……! とびっくりしました!(笑) おかゆちゃんたちがみんなニコニコうれしそうでよかったです。あと、超どうでもいいことなんですけど、本のインクがめっちゃ私好みの香りでした……辞書っぽさもある甘い香り……!


なぜ“365日”にされたのでしょうか?


ひとつは、自分ごとにしてもらえると思ったからです。やっぱりみなさん自分のお誕生日のおかゆは探したくなるかな〜って! 誕生花的な、誕生粥です!(2月29日の方ごめんなさーい! 笑)

もうひとつは、先にもお伝えした通り、毎日おかゆを食べる生活をごり押ししたいわけではないんですけど、365日(=毎日、いつでも)おかゆという帰る場所があるよ、というメッセージになれたらいいなと思っています。


表紙が印象的ですが、数あるおかゆからこちらを選んだ理由はありますか?


編集者さんの視点で選んでいただきました! お気に入りです。

これまでのおかゆの本は、やさしそ〜〜〜うな、からだによさそ〜〜〜うなおかゆが表紙になることが多かったので、元気な日に食べたいパワフルなおかゆを表紙にしていただいて、おかゆのイメージがたのしいものになるきっかけになる気がしています!


※※※

バラエティに富んでいて、パラパラとめくるだけでも楽しい1冊。ちょっと自分に優しくしたい、そんなときにもおすすめです。

鈴木さんのレシピ本から、あなたの日常にもおかゆを取り入れてみてはいかがでしょうか?

鈴木かゆさんのインタビューはこちら
鈴木かゆさんのこれまでのレシピ連載はこちら

書籍情報





大注目のお粥研究家、はじめての本。手作りお粥で365日、毎日ととのう!
お粥研究家の著者が4年間、その日の体調に合わせて毎朝作ってきたおかゆ1年分を1冊にまとめたはじめての著書です。1000以上の中から厳選した日本、台湾、韓国ほかアジアのおかゆ365品を出来上がり写真とレシピで紹介。身体と心を元気にリセットでき、作り方・味にこだわった本当においしいオリジナルおかゆ。いろいろな食材を合わせて1月から12月まで、楽しく自由に作って気軽にセルフケアできます。基本の白粥、茶粥、たまご粥、ミルク粥、アジアン粥の作り方はプロセス写真入りでわかりやすく説明。小鍋一つで手軽にできる、おいしい健康料理・おかゆの極め付きレシピ集です。

鈴木かゆ『日本、台湾、韓国etc. ととのうおかゆ365日』(KADOKAWA) 1870円(税込)

Amazon
https://amzn.asia/d/00nRVt1z
KADOKAWA公式オンラインショップ
https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g322404000755/

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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
  4. 鈴木かゆ
    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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