野菜生産額No.1の鉾田市、地元出身お笑いコンビ「カミナリ」を起用したPRキャンペーンをスタート

茨城県鉾田市は、同市が野菜生産額No.1であることを広く伝える目的として、PRブランド「鉾田の誇り」を8月31日の野菜の日の前日、8月30日に立ち上げた。鉾田市出身のお笑いコンビ「カミナリ」を起用したPR動画の配信をはじめ、さまざまな施策を通じて鉾田市の野菜をアピールしていく。


鉾田市は、野菜生産額が全国No.1であり、メロン、いちご、トマト、水菜、さつまいも、ごぼうなど、様々な野菜が全国で指折りの産地となっている。しかし、「鉾田」の漢字を読めるかどうか首都圏の生活者332人に聞いたところ、「ほこた」と読めたのはたったの18.7%という衝撃の結果に。今回の動画は、その結果を知った鉾田市の岸田市長が、鉾田大使を務めているお笑い芸人・カミナリに連絡し激怒。危機感を感じたカミナリのふたりは自らが野菜芸人となり、新たに立ち上がったPRブランド「鉾田の誇り」を猛アピールしていくこととなった、というストーリーとなっている。


「鉾田の誇り」では、「猛アピール計画」と称するPRの計画を公表。「カミナリによる11種の野菜漫才」の他、「鉾田の誇りキャラクターを無償提供」「鉾田の誇り野菜セットが当たるキャンペーン」「鉾田の誇りPRブランドWEBショップOPEN」「伊勢丹新宿店にてほこたのやさいフェア開催」など、今後様々な形で鉾田市の野菜を猛アピールする。

●PRブランド「鉾田の誇り」猛アピール計画
  • お笑いコンビのカミナリが野菜芸人になって鉾田の野菜11品目をPRする動画配信
  • カミナリが野菜芸人になった「鉾田の誇り」キャラクターの無償提供(要利用申請)
  • 鉾田の農産物や鉾田の誇りグッズを集めた「鉾田の誇り野菜セット」が抽選100名に当たるプレゼントキャンペーン(会期:8月30日~9月24日)
  • 鉾田の農産物や野菜セットの販売を行うWEBショップ「鉾田の誇りWEB STORE」がオープン(オープン日:8月30日)
  • 鉾田のアールスメロンを使ったパフェ「ほこたアールスメロンの贅沢メロンパフェ」の提供(会期:8月31日~9月中 場所:伊勢丹新宿店地下2階<HATAKE CAFÉ>)やアールスメロン・野菜などの試食販売(会期8月31日/9月1日 場所:伊勢丹新宿店地下1階フレッシュマーケット)のイベント開催
  • 旬の鉾田の農産物の試食販売と野菜にまつわるワークショップなど(会期:9月30日 場所:新宿駅ルミネアグリマルシェ)




<参考URL>
鉾田の誇り。

キュレーションマガジン「Hokotta!」
SHARE

最新の記事をFacebook・メールで
簡単に読むことが出来ます。

RANKING

WRITER LIST

  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
パックごはん定期便