ユニバースが「仮想メガファーム構想」発表、大規模化が困難な徳島でメガファーム実現目指す
合同会社ユニバースは、農地の集約化と規模拡大が難しい徳島県西部で、地元農家の横連携をはかり、仮想的にメガファームを構築して効率化と収益拡大を目指す「仮想メガファーム構想」を発表した。

ユニバースは、株式会社アリエスの代表取締役の三谷氏が2025年9月1日に代表社員となって設立した農業法人。徳島県美馬市穴吹町舞中島地区で取得した2,000坪弱の土地をベースに、国の農地バンク制度を活用して地元の農地を集約化、水稲や野菜、化粧品向けの薬草栽培を展開していく事業を開始した。
2026年1月に認定農業者となった後、本格的に農業事業を展開していく予定となっているが、徳島の西部地区は地形的に農地の大規模化と機械の導入による農作業の効率化を進めにくいことに加え、高齢化や後継者不足で収益を上げることが難しい状況下にあるという。
昨今、全国的に農地の大規模化や機械化による経営の改善が求められているが、徳島県は大規模化の進捗度が全国40位、中四国では最下位となっているのが現状だ。そこでユニバースは、大規模化が難しい徳島県での農業を革新する農業経営手法として「仮想メガファーム」を構想した。
メガファームとは、1経営体当たり農地100ha以上の大規模農家を指す。今回ユニバースが発表した「仮想メガファーム」では、1経営体単独でのメガではなく複数の農家が集合し、機械の共同利用、農作業の外部委託等の相互協力を行うことで、実質的にメガファームと同等の機能と生産規模の達成が可能となる。
ユニバースは、本構想の実展開に向け、まず近隣の農家と契約を結び、農地の提供と農作業の外注化を進めていき、3年後をめどに自社で取得した機械の共同利用と農作業の委受託の運用システムを確立、実質的なメガファームの実現を目指すとしている。
また、ウェブデータベースで農業機械を共同利用する「農業機械管理アプリ」や「圃場別農産物管理アプリ」、化粧品製造販売を行っているアリエスに向けた「化粧品原料生産地情報アプリ」の開発を終えており、圃場別農法別の収量分析データを蓄積し、これらのデータを活用して、より高品質で環境負荷の少ない生産法の開発と応用につなげていく。
さらに同社は、3~5年後を目標にアメリカテスラ社などのヒューマノイドロボットの導入を目指すという。現場で収集したリアルタイムのデータに基づいた圃場管理や作業管理をしながら、農業機械の運転、除草、収穫、選別、梱包などのさまざまな作業をロボットが人と協働して行う先端のシステムを構築、仮想メガファーム内の農家が共同利用できるようにしていく計画だ。これらにより、労働環境の改善を行い、若者の新規就農を促進する。
ユニバース代表 三谷氏のコメント
「この美馬の地でも、農業従事者の高齢化や後継者不足により農業から撤退する人が増え、耕作放棄地が目立ってきている状態です。こうした状況をくい止めるためにも、生産者が横連携し、協力しながら農業をもう一度強くしていく必要があると考えています。仮想メガファームはその手法のひとつで、皆さんと協力しながら、この地で農業産業の持続化に貢献できるよう尽力していきたいと思います」
合同会社ユニバース
https://universe.aries.gr.jp

事業展開地となる美馬市舞中島の水田
メガファーム同等の機能と生産規模の達成へ
ユニバースは、株式会社アリエスの代表取締役の三谷氏が2025年9月1日に代表社員となって設立した農業法人。徳島県美馬市穴吹町舞中島地区で取得した2,000坪弱の土地をベースに、国の農地バンク制度を活用して地元の農地を集約化、水稲や野菜、化粧品向けの薬草栽培を展開していく事業を開始した。
2026年1月に認定農業者となった後、本格的に農業事業を展開していく予定となっているが、徳島の西部地区は地形的に農地の大規模化と機械の導入による農作業の効率化を進めにくいことに加え、高齢化や後継者不足で収益を上げることが難しい状況下にあるという。
昨今、全国的に農地の大規模化や機械化による経営の改善が求められているが、徳島県は大規模化の進捗度が全国40位、中四国では最下位となっているのが現状だ。そこでユニバースは、大規模化が難しい徳島県での農業を革新する農業経営手法として「仮想メガファーム」を構想した。
メガファームとは、1経営体当たり農地100ha以上の大規模農家を指す。今回ユニバースが発表した「仮想メガファーム」では、1経営体単独でのメガではなく複数の農家が集合し、機械の共同利用、農作業の外部委託等の相互協力を行うことで、実質的にメガファームと同等の機能と生産規模の達成が可能となる。
ユニバースは、本構想の実展開に向け、まず近隣の農家と契約を結び、農地の提供と農作業の外注化を進めていき、3年後をめどに自社で取得した機械の共同利用と農作業の委受託の運用システムを確立、実質的なメガファームの実現を目指すとしている。
また、ウェブデータベースで農業機械を共同利用する「農業機械管理アプリ」や「圃場別農産物管理アプリ」、化粧品製造販売を行っているアリエスに向けた「化粧品原料生産地情報アプリ」の開発を終えており、圃場別農法別の収量分析データを蓄積し、これらのデータを活用して、より高品質で環境負荷の少ない生産法の開発と応用につなげていく。
さらに同社は、3~5年後を目標にアメリカテスラ社などのヒューマノイドロボットの導入を目指すという。現場で収集したリアルタイムのデータに基づいた圃場管理や作業管理をしながら、農業機械の運転、除草、収穫、選別、梱包などのさまざまな作業をロボットが人と協働して行う先端のシステムを構築、仮想メガファーム内の農家が共同利用できるようにしていく計画だ。これらにより、労働環境の改善を行い、若者の新規就農を促進する。
ユニバース代表 三谷氏のコメント
「この美馬の地でも、農業従事者の高齢化や後継者不足により農業から撤退する人が増え、耕作放棄地が目立ってきている状態です。こうした状況をくい止めるためにも、生産者が横連携し、協力しながら農業をもう一度強くしていく必要があると考えています。仮想メガファームはその手法のひとつで、皆さんと協力しながら、この地で農業産業の持続化に貢献できるよう尽力していきたいと思います」
合同会社ユニバース
https://universe.aries.gr.jp
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