スマート農業を題材とした新作ドラマ「ゲームチェンジ」 BS-TBSにて2026年1月8日より放映

BS-TBSにて、2026年1月期の新作ドラマ「ゲームチェンジ」が、2026年1月8日(木)より毎週木曜23:00~23:30に放送される。全10話。

人生の岐路に立つ若者3人が、それぞれにひょんなことからスマート農業と出会うことによって人生をリスタートさせる、オリジナル・ヒューマンコメディ・ドラマとなっている。

左から山内 圭哉(猿島 次時役)、小松 和重(犬山 浩役)、石川 恋(沢樹 結女美役)、中沢 元紀(草道 蒼太役)、髙松 アロハ(超特急)(立花 龍郎役)、丹生 明里(犬山 萌子役) ©「ゲームチェンジ」製作委員会

ニートの若者の生活をスマート農業が変える


主人公を演じるのは、中沢元紀(なかざわ もとき)。好きだったはずのゲーム会社を3年で退職し、その後は“今がずっと続けばいい”とニートとして気ままに生きている草道蒼太を演じる。

東京のPR会社でバリバリ働くも、仕事で大きなミスをして再起を図ろうとする沢樹結女美を演じるのは石川恋(いしかわ れん)、就職活動に苦戦し進路に迷っている、雑草オタクのちょっと変わった大学院生、立花龍郎を髙松アロハ(たかまつ あろは)(超特急)が演じる。

蒼太が就農する元ITマン、今はスマート農業に情熱を注ぐ犬山浩を演じるのは小松和重(こまつ かずしげ)、そんな犬山を目の敵にする頑固で代々続く米農家・猿島次時を山内圭哉(やまうち たかや)が演じる。

さらに、物語のキーパーソンとなる、犬山の娘で結女美の元同僚の、不思議ちゃんキャラの犬山萌子を丹生明里(にぶ あかり)が、蒼太の幼馴染で謎めいた女性、葉室京子を中村ゆりか(なかむら ゆりか)が務める。

あらすじ

<第1話>
草道蒼太(中沢元紀)は好きだったはずのゲーム会社に勤めるも、3年で退職。それから街ではちょっと有名なパン屋を営む実家で、いわゆる”ニート”として生きている。毎日、ゲーム上で仮想現実の世界を楽しみ、「今がずっと続けばいい」と思っていたが、両親が店をたたみ日本一周パン屋巡りを始めるといいはじめ、重い腰をあげて働き先を探し始めることに。しかし、ニート生活のブランクが仇となり就職活動がうまくいかない中、とあるきっかけでAIやドローンなど最先端技術を用いたスマート農業の道に導かれていく・・・。

東京のPR会社でバリバリ働く沢樹結女美(石川恋)は、同僚の犬山萌子(丹生明里)の退職日に、仕事で大きなミスを犯して謹慎を命じられる。途方に暮れていると、実家の農家に戻って働くという萌子に仕事の依頼をされて・・・。

<第2話>
スマート農業を取り入れている米農家・犬山浩(小松和重)のもとで働くことになった蒼太。環境の変化に戸惑いつつも、新しい農業の姿に興味を持ち始める。

一方、仕事でミスして有給休暇中の結女美は元同僚の萌子の実家を訪れる。そこは、蒼太が働く犬山家だった。犬山家が始めた新しい婚活アプリサービスのPRを依頼され、結女美は再起を図ろうと画策する。

その頃、幼少期から雑草に夢中で、大学院でも雑草の研究をしている立花龍郎(髙松アロハ(超特急))は、就職がうまくいかず卒業後の進路に悩んでいた。そんな時、大学の教授から「就農体験」のチラシを渡されるが、そこは犬山を目の敵にする猿島次時(山内圭哉)の農園で・・・。


出演者コメント


中沢 元紀さん(草道 蒼太役)

今さえ良ければそれで良いと考え生きる蒼太が、スマート農業を通して、好きな人たちと食卓を囲み、笑い合い汗を流して仕事ができる楽しさ、“血が通っている人とのつながり”の大切さを再認識していく温かい作品です。

限られた撮影期間の中でも素敵なキャスト・スタッフの皆さんとこだわりを捨てず撮影に打ち込んだ時間は、まさに血が通ったつながりを感じました。現場で自然に広がっていた笑顔や温かい雰囲気が作品にも影響していたらです。

僕の初単独主演ドラマが地元茨城県舞台というご縁を感じ、そこで実際に働く農家さん達の優しさに触れながら撮影しました。観てくださる方がスマート農業にも興味を持つきっかけになってくれたらとても嬉しく思います。

生きる事への希望を見出していく物語です。

ぜひ、お楽しみに!

石川 恋さん(沢樹 結女美役)

もともと農業には興味があり、浅学ながらプライベートでも土に触れる機会を作っていたので、今回「スマート農業」を題材としたドラマにお声がけいただけたことを光栄に思います。基本的には楽しくあたたかいコメディテイストの物語ですが、ところどころに人生や人間関係について芯をつくような台詞があり、私自身もはっとさせられる瞬間がありました。

さまざまな悩みを抱えた登場人物たちが農業と出会うことで、新たな働き方や可能性を見出していく姿には、現代にも通じるヒントが隠されているように思います。

現場は田中監督、中山監督、伊藤監督をはじめ、キャスト・スタッフの皆さんがとても穏やかで、笑いに包まれた平和な時間が流れており、心地よい空間でした。雄大な緑の中でみんなと食べた炊き立てご飯のおにぎりは、最高の味でした!

疲れた心身をほっこりと包み込んでくれるような、そんな作品になっていると思います。どうぞお楽しみに!

髙松 アロハさん(超特急)(立花 龍郎役)

立花龍郎役を演じさせていただきました、髙松アロハです。龍郎は雑草オタクで人の話を聞いてるときも雑草。なにか物事を例えるときも雑草。龍郎に雑草の話をすると、もう止まりません。それぐらい雑草が大好きな男の子です。

龍郎演じてて僕も雑草の名前や意味など色々学ばさせていただきました! なので僕のプロフィールの趣味の欄に"雑草探し"を加えようかなと考えています(笑)

共演者の皆さんも豪華な方たちばかりで、刺激的な撮影期間でした。とても面白いストーリーとなっていますので、是非『ゲームチェンジ』お楽しみください!


プロデューサー コメント


企画・脚本・プロデュース(青野 華生子)

本作の「スマート農業」を一例として、いま時代の大変革期に生きていることにわくわくしています。gただその一方で、混沌にのまれずに、自分のなかに深く深く潜り込んで矜持をもって愛と調和の道を選んでいきたいと、そんな思いで登場人物たちの人生やストーリーを組み立てていきました。共感でも反感でも、笑いでも涙でも、感情でも理性でも、ご覧になる方の境遇、視点で自由にお楽しみいただけたらうれしく思います。


放送情報


番組名:「ゲームチェンジ」
放送日時:2026年1月8日(木)よる11時スタート 全10話(30分枠)
※BS-TBS、BS-TBS 4Kで同時放送
※HBC、RKBでの放送も決定(放送日未定)

■出演
草道 蒼太/クサミチ・ソウタ・・・中沢 元紀
沢樹 結女美/サワキ・ユメミ・・・石川 恋
立花 龍郎/タチバナ・タツロウ・・・髙松 アロハ (超特急)
犬山 萌子/イヌヤマ・モエコ・・・丹生 明里
葉室 京子/ハムロ・キョウコ・・・中村ゆりか
猿島 次時/サルジマ・ツギトキ・・・山内 圭哉
犬山 浩/イヌヤマ・ヒロシ・・・小松 和重

■スタッフ
企画・脚 本・プロデュース:青野華生子
監 督:田中和次朗(1話~3話・7話・9話・10話)
中山佳香(5話・6話・8話)
伊藤一平(4話)
音 楽:成田ハネダ(パスピエ)
プロデューサー:黒木彩香(BS-TBS)、三好保洋(さざなみ)、伴健治(さざなみ)
製作著作:「ゲームチェンジ」製作委員会
製作委員会:BS-TBS、TBSグロウディア、HBC、RKB
制作プロダクション:フラッグ、さざなみ

©「ゲームチェンジ」製作委員会


番組ホームページ
https://bs.tbs.co.jp/drama/gamechange/
番組公式X
https://x.com/bstbs_drama23
番組公式Instagram
https://www.instagram.com/bstbs_drama23/

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WRITER LIST

  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
  4. 鈴木かゆ
    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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