クミアイ化学工業、農薬についてマンガで学べる「まもるはなし」シリーズを公開中

クミアイ化学工業株式会社は、農薬の役割をマンガで解説した冊子「まもるはなし」シリーズをweb上で公開した。


子どもから大人まで、農薬について楽しく学べる


クミアイ化学は、農薬や化成品の創製・製造・販売に取り組む企業。世界市場を見据えた新農薬や農業生産技術の開発を通じて、農業生産をはじめとしたさまざまな社会課題の解決に貢献している。

同社は、農業関係者だけでなく一般消費者が農薬に対する正しい知識や農業への理解を深めるための啓発活動も行っており、今回はその一環として、冊子「まもるはなし」シリーズを作成し、web上で公開した。

農業について学び始める小学校5年生を対象に、農薬の役割についてマンガを交えてわかりやすく解説。大人が読んでも農業や農薬について楽しく学べる内容となっている。


お米をまもるはなし


ハンバーガーやスパゲティが大好きな皆さんも、ホカホカのごはんは毎日、欠かせませんね。おいしくて栄養たっぷりなごはんは、健やかな成長を助けてくれます。そんなお米は、生産者の愛情をいっぱいに注がれながら穂を出し、実をつけていきます。そして、その栽培に欠かせないのが、害虫や雑草、病気による被害を防ぐ農薬なのですね。まんがやイラストでお米づくりの工夫や「なぜ?」を楽しく学んで、皆さんも学校一の「お米博士」になってみませんか。

リンゴとミカンをまもるはなし



食後のデザートやフレッシュジュース、ジャム、ケーキ。おいしいリンゴやミカンは、皆さんも大好きなんじゃないかな。毎日の健康づくりにも役立つリンゴとミカンは、生産者の皆さんの努力に支えられながら、小さな苗から大人の木へと成長し、果実をいっぱいに収穫できるようになります。そんなリンゴとミカンづくりの大変さや農薬の大切さを、まんがやイラストとともに楽しく学んでいきましょう。いろんなオモシロ話も盛りだくさんです。

トウガラシとジャガイモをまもるはなし


たとえばトウガラシなら、エビチリやマーボー豆腐。ジャガイモなら、豚汁やグラタン。この2つの作物は、皆さんが想像する以上にたくさんの料理に使われ、おいしさを引き立てるナス科の作物です。そんなトウガラシとジャガイモの知識を、まんがを交えながら楽しく、幅広く学んでいきましょう。皆さんにおいしさを届けるために日々、農作業に励む生産者の方々の大変さも実感できるでしょう。

みどりをまもるはなし


いつも見かけているはずなのに、意外によく知られていないのが芝という「みどり」です。 「草なんだから、自然に生えてくるんだよね」というのも、誤解の一つ。お米や野菜、果物などの作物と同じように大切に育てられ守られてこそ、芝は年月を超えてみどりの輝きを保ち続けます。まんがやイラストで、そんな芝の生産・管理を中心に、樹木を含めたみどりの大切さを広く学んでいきましょう。皆さんも「みどり博士」になってみませんか。

キャベツとチャをまもるはなし


サラダで食べても調理してもおいしい、キャベツ。食事の際や憩いのひと時を彩るチャ。この二つの作物は、なんと紀元前から栽培されていたそうです。そんな「食べる葉っぱ」のキャベツと「飲む葉っぱ」のチャについて、まんがを交えながら楽しく学んでいきましょう。皆さんの豊かな食生活を支えるために日々、農作業に励んでいる生産者の方々の苦労や農薬の重要性についても実感できるでしょう。


「まもるはなし」シリーズ
https://www.kumiai-chem.co.jp/sustainability/kumika_special/03/
クミアイ化学工業株式会社
https://www.kumiai-chem.co.jp

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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
  4. 鈴木かゆ
    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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