農業分野の「第三者継承ガイドライン」と事例集が公表

大和フード&アグリ株式会社は、同社が参画した「農業分野の法人版 第三者継承ガイドライン」および「農業分野の第三者継承事例集」が公表されたと発表した。

これらは農林水産省の「令和7年度 経営発展・就農促進委託事業のうち第三者継承ガイドライン策定調査事業」において作成されたもので、円滑な第三者継承の推進体制の構築を図ることを目的として策定された。



第三者継承を円滑に進められる体制構築へ


2025年における基幹的農業従事者の平均年齢は67.6歳と高齢化が進み、今後10年間で多くの農業者がリタイアすることが見込まれる中、各地域で後継者不在の経営体や農地が明らかになると予想され、地域外の民間企業の呼び込みなど、第三者継承を通じて、地域の担い手を確保することがますます重要となる。

一方で、農業分野では第三者継承に知見を有する関係者が不足しており、支援体制が十分に構築できていない状況にあるという。

今回策定されたガイドラインおよび事例集は、第三者継承支援を行う支援関係機関や専門家の育成・確保および円滑な第三者継承の推進体制の構築を図ることを目的としている。

ガイドラインでは、親族や従業員以外の第三者に農業法人の経営を引き継ぐ第三者継承を、適切かつ円滑に進めるための実務的指針を示している。第三者継承の全体プロセスを体系的に整理し、農業分野に特有なデュー・ディリジェンスなど、農業ならではの事情を踏まえた実務的な解説を行っている。

 


農業分野に特有なデュー・ディリジェンス項目
引用:農林水産省ホームページ掲載の「農業分野の法人版第三者継承ガイドライン」より抜粋

事例集では、土地利用型農業や施設園芸、果樹、畜産の各営農類型について、法人間における第三者継承の事例を整理。具体的な継承のプロセス、継承を進める上でのポイントなどが掲載されている。

 

事例集の掲載内容
引用:左 農林水産省ホームページ掲載の「農業分野の第三者継承事例集」より抜粋、右 農林水産省ホームページ掲載の「農業分野の第三者継承事例集」より一部抜粋


大和フード&アグリ株式会社
https://www.daiwa-grp.jp/dfa/
農林水産省:経営継承
https://www.maff.go.jp/j/keiei/keieikeisyo.html

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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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