1本足の太陽光パネル架台が登場 ソーラーシェアリングで傾斜地作業や大型農機の利用を可能に
千葉エコ・エネルギー株式会社と株式会社クリーンエナジージャパンは、傾斜地作業や大型農機の利用を可能にした、新しい構造の太陽光パネル架台を開発した。今回の開発は、営農型の太陽光発電設備であるソーラーシェアリングのさらなる普及に向けたもので、両社は「資材や施工コストの削減にも期待できる」としている。
通常のソーラーシェアリングで使用されている太陽光パネルは、藤棚式やアレイ式など架台が一体となった構造が一般的だった。しかし自由度が低いという課題から「大型農機が使えない」「大規模農地での設置が非効率」「傾斜地に設置できない」といった声が多くあったという。
今回新たに開発された架台は、設置の自由域を広げた1本足タイプの製品。従来型では不可能とされた傾斜地への設置や、大型農機、ドローン、自動農機などの利用を可能にしている。
ソーラーシェアリング事業に取り組む千葉エコ・エネルギーでは、「農業生産と再生可能エネルギーの両立は、地域社会の発展に資する取り組み」としており、今後も新しいソーラーシェアリングモデルの提案を図りながら、全国で事業化のサポートを行っていく考えだ。
千葉エコ・エネルギー株式会社
https://www.chiba-eco.co.jp/
株式会社クリーンエナジージャパン
https://www.clenergy.co.jp/
設置の自由域を広げ、傾斜地への設置・大型農機などの利用が可能に
ソーラーシェアリングとは、支柱を立てた農地の上部空間で発電を行う太陽光発電設備を指す。通常のソーラーシェアリングで使用されている太陽光パネルは、藤棚式やアレイ式など架台が一体となった構造が一般的だった。しかし自由度が低いという課題から「大型農機が使えない」「大規模農地での設置が非効率」「傾斜地に設置できない」といった声が多くあったという。
今回新たに開発された架台は、設置の自由域を広げた1本足タイプの製品。従来型では不可能とされた傾斜地への設置や、大型農機、ドローン、自動農機などの利用を可能にしている。
ソーラーシェアリング事業に取り組む千葉エコ・エネルギーでは、「農業生産と再生可能エネルギーの両立は、地域社会の発展に資する取り組み」としており、今後も新しいソーラーシェアリングモデルの提案を図りながら、全国で事業化のサポートを行っていく考えだ。
千葉エコ・エネルギー株式会社
https://www.chiba-eco.co.jp/
株式会社クリーンエナジージャパン
https://www.clenergy.co.jp/
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