1本足の太陽光パネル架台が登場 ソーラーシェアリングで傾斜地作業や大型農機の利用を可能に

千葉エコ・エネルギー株式会社と株式会社クリーンエナジージャパンは、傾斜地作業や大型農機の利用を可能にした、新しい構造の太陽光パネル架台を開発した。今回の開発は、営農型の太陽光発電設備であるソーラーシェアリングのさらなる普及に向けたもので、両社は「資材や施工コストの削減にも期待できる」としている。

新たに開発された営農型太陽光発電向け架台

設置の自由域を広げ、傾斜地への設置・大型農機などの利用が可能に

ソーラーシェアリングとは、支柱を立てた農地の上部空間で発電を行う太陽光発電設備を指す。

従来型の営農型太陽光発電向け架台
通常のソーラーシェアリングで使用されている太陽光パネルは、藤棚式やアレイ式など架台が一体となった構造が一般的だった。しかし自由度が低いという課題から「大型農機が使えない」「大規模農地での設置が非効率」「傾斜地に設置できない」といった声が多くあったという。

今回新たに開発された架台は、設置の自由域を広げた1本足タイプの製品。従来型では不可能とされた傾斜地への設置や、大型農機、ドローン、自動農機などの利用を可能にしている。

ソーラーシェアリング事業に取り組む千葉エコ・エネルギーでは、「農業生産と再生可能エネルギーの両立は、地域社会の発展に資する取り組み」としており、今後も新しいソーラーシェアリングモデルの提案を図りながら、全国で事業化のサポートを行っていく考えだ。


千葉エコ・エネルギー株式会社
https://www.chiba-eco.co.jp/
株式会社クリーンエナジージャパン
https://www.clenergy.co.jp/

SHARE

最新の記事をFacebook・メールで
簡単に読むことが出来ます。

RANKING

WRITER LIST

  1. 中村圭佑
    なかむらけいすけ。明治大学農学部卒業後、日本農薬株式会社に約7年勤務。その後、大手経営コンサルティング会社を経て、FOOD BOX(現在登記準備中)を2019年7月に起業。Facebook:https://www.facebook.com/foodboxjp/、Instagram:https://www.instagram.com/foodbox_jp/
  2. 百花繚乱
    趣味は料理、漫画、読書のミドルの男です。商社勤務で全国や海外を転々しているうちに、故郷に哀愁を覚え、約10年前に地元の農業関連会社にとらばーゆ。
  3. 藤本一志
    ふじもとかずし。大学・大学院の6年間を通して地域づくりと農業の活動に関わる。1年間のサラリーマン生活の後、学生時代から活動していた地域に移住し、2拠点居住を開始する。移住支援を通じた地域づくり活動に取り組む傍ら、兼業農家として稲作に取り組む。
  4. 松橋充悟
    松橋充悟(まつはし じゅうご)北海道十勝在住。高校卒業後にJAに入組。農業に触れていく中で、生産者の求めていることと『スマート農業』の取り組みに乖離を感じ、自分が農薬散布のドローンを活用した防除のプロセスモデルを作れればと思い、転職して農薬散布のドローンを始めました。現場の声を聴きながら協力していただき、ドローンの可能性を広げていきたいと思います。趣味は音楽。
  5. 平沢あや子
    料理家・フードコーディネーター・食育指導士・米粉マイスター 。 広告・雑誌・webなどの料理制作&スタイリング、企業へのレシピ提供、商品開発、メニュープランニングなどを手がける傍ら、自宅にて料理教室を主宰。