【4月15日まで】食べチョク、「友達招待用のクーポンコード」発行で新型コロナ下の自炊を応援

オンラインマルシェ「食べチョク」を運営する株式会社ビビッドガーデンは、新型コロナウィルスの影響および、それに伴う外出自粛要請を受け、自炊応援プログラムの第3弾となる「友達招待用のクーポンコード」の発行を開始した。

クーポンコードの発行は、外出自粛を余儀なくされている一般消費者や、注文数の減少などに悩む生産者を支援するためのもの。利用期限を2020年4月15日までとしている。マイページに登録・ログイン後「help2004」と入力すれば、さらに200円の割引も得られる。


オンラインマルシェ「食べチョク」は、こだわり生産者の農産物や畜産物、海産物などが直接購入できる食材の総合マーケットプレイスだ。

食べチョクでは、好みに合う生産者を選んでくれる「食べチョクコンシェルジュ」や、旬な果物が定期的に届く「食べチョクフルーツセレクト」、友達と分けあえる「共同購入」、販売前に商品を取り置きできる「予約機能」といった方法で、生産者から農産物を購入できる。

送料負担や10%OFF、公式SNSでの紹介プログラムも展開中

食べチョクでは、新型コロナウイルスの影響を受け、今回の友達招待用クーポンコードの発行のほか、一般消費者や飲食店に向けた2つの応援プログラムを展開中。一般消費者向けに実施されている応援プログラムでは、食べチョクが全商品の送料500円を負担。商品を選んで購入確認画面に進めば送料500円分の割引が自動で反映される。


飲食店向けプログラムでは、食べチョクが2,500品目以上ある全商品の10%を負担するほか、公式SNSによる集客支援が受けられる。また「コロナでお困りの生産者さん」という特集ページも新たに開設し、売上減少に悩む生産者への支援にも取り組んでいる。


 新型コロナの影響を受けた生産者への支援事例


森のアスパラ 1kg100本程度(佐賀県/A-noker)2,400円(税込・送料別)
東京・表参道のフレンチレストランに卸しているアスパラガス。都内飲食店からの仕入れが大きく減ったため応援プログラムを利用。200件近くの注文が入っている。

野菜セットLサイズ約10~11品(千葉県/ベジLIFE!!)3,326円(税込・送料別)
関東近郊の飲食店からの売上が半減したため応援プログラム利用。注文数が1.5倍に増加。

野菜セット8品目(東京都/鴨志田農園)2,376円(税込・送料別)
イベントの中止により葉物が余ってしまったが、葉物の生成は突然止めることができず応援プログラムを利用。注文数が3.2倍に増加。

牡蠣20個(広島県/中野水産)3,200円(税込・送料別)
イベントの中止により8,000個が余剰に。食べチョクへの出品後、約5,000個を販売。

落花生270g(岐阜県/Koike lab. ーcreative officeー)1,850円(税込・送料別)
イベント中止に伴い用意していた110袋が余剰に。食べチョクへの出品後4日で完売。

食べチョクでは、サイト運営を通じ一般消費者および生産者・飲食店を全力でサポートする考えを示しており、「生産者・飲食店の皆さまには、小さなことでも気軽に問い合わてほしい」と述べている。


オンラインマルシェ「食べチョク」
https://www.tabechoku.com/
株式会社ビビッドガーデン
https://vivid-garden.co.jp/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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