6次産業ビジネスを展開するゲイト、新型コロナ影響下の生産者・飲食事業者を支援する実証実験をスタート

農業や漁業を事業として行いながら居酒屋を運営する株式会社ゲイトは、新型コロナウイルス影響下における新たな飲食事業の実証実験に、Okage株式会社が提供するオーダーシステム「Okageシリーズ」を採用した。

ゲイトとOkageは今回の実証実験を通じ、「飲食店がコロナウイルスの影響下でも事業の継続・売上の拡大が図れるようノウハウを構築し、生産者や飲食店の支援に取り組む」とコメントしている。



Okage株式会社が提供するOkageシリーズとは、テイクアウトやデリバリー等の店外オーダーと、スマホセルフオーダーシステムやPOSレジ等の店内オーダーを一元管理できるフルクラウド型の「OMO(Online merges with Offline)ソリューション」だ。

Okageシリーズのモバイルオーダーシステム「Okage Go店内版」は、利用者が自分のスマートフォンから店舗に直接オーダーできるシステムであることから、人と人の接触回数の軽減が見込めるという点において、新型コロナウイルス感染防止策としても注目を集めている。

ゲイトの「生産地ファースト」にOkageシリーズをマッチング


株式会社ゲイトは飲食店の運営事業を行いながら、六次産業ビジネスやICTを活用し農産物・水産物の生産・加工・流通・販売に取り組む企業だ。

現在は自社の6次産業化事業をベースに、農産物や海産物を産地直送するネット通販事業など独自のブランド戦略を展開している。

今回ゲイトが進める実証実験は、新型コロナ影響下における次世代型の飲食業態の実現を目指したもので、同社が掲げる「生産地ファースト」の取り組みに、Okageが提供するOkageシリーズをマッチさせるものだという。

実証実験の第一弾では、ゲイトが運営する居酒屋「くろきん新橋本店」に、モバイルオーダーシステム「Okage Go店内版」を導入し、高効率型の店舗運営や、「Okage Go店外版」の活用によるテイクアウト・デリバリーオーダーの強化を実施するとのこと。

今後の実証実験では、Okageシリーズを活用したディスプレイ広告など、生産地ストーリーの可視化を実現することで、生産地情報の発信によるブランディング強化を進めていきたい考えだ。


株式会社ゲイト
http://gateinc.jp/
Okage株式会社
https://okagekk.com/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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