農業AIエージェント「ノウノウ」シリーズが全面拡張、農場データと外部AIをつなぐ「ノウノウMCP」も公開
株式会社きゅうりトマトなすび(以下、CTE)は、農業特化型AIエージェント「ノウノウ」を中心とするサービス群を拡充し、営農計画・営農記録から、人員配置、資材在庫、受注・出荷、経営管理までを支援する「ノウノウシリーズ」を一般公開すると発表した。
また、農場の業務データとAIアプリケーションをつなぐ接続基盤「ノウノウMCP」も公開。これにより、農業現場で蓄積された情報を、ノウノウ以外のAIからも活用できる環境の構築を進めるとしている。

CTEは、農林水産業に関連する現場に特化して、最先端のデータサイエンス技術を社会実装する東大発農業AIスタートアップ。これまで、農業特化型AI「ノウノウ」、営農記録AI「ノウレコ」、作物体の状態をデータ化する「ノウノウビジョン」などを通じ、農業におけるAI活用を進めてきた。また、2026年にはJA全農と、AI・デジタルツインを活用した施設園芸における生育データ取得技術の現場実装を開始した。
さらに今回、ノウプラ、ノウノウクルー、ノウノウストック、ノウノウセールス、ノウノウマネジメントなどを含むノウノウシリーズを拡張し、作物の状態から、計画、作業、人員、在庫、販売、経営までを一つのデータフローとして接続する農業経営AIプラットフォームへと発展させた。
生成AIの性能は急速に向上し、農業について質問すれば、栽培方法、病害虫、農薬、肥料、経営など、幅広い知識について回答できるようになった。しかし、実際の農場で活用できるAIとなるためには一般的な農業知識だけでは足りず、「この圃場では、昨日何をしたのか」「現在の生育状況はどうなっているのか」「現在の収量予測に対して販売計画は適切か」といった、その農場固有の「現在の状態」を理解する必要がある。
さらに、AIが実際の業務を支援するためには、情報を検索して回答するだけでなく、農場で利用されているさまざまなシステムと安全に連携できる仕組みが必要だ。CTEでは、この「AI」と「農業現場」の間を接続するため、Model Context Protocol(以下、MCP)を活用した農業向け接続基盤「ノウノウMCP」を開発した。
MCPとは、AIアプリケーションと外部のデータやツールを接続するためのオープンなプロトコルを指す。従来、AIと外部システムを連携するためには、それぞれのAIやサービスごとに個別の連携機能を開発する必要があった。MCPを利用することで、対応するAIから共通の方式で外部データやツールへアクセスできるようになる。
CTEでは、この仕組みを農業分野に適用し、農業データや農業向け業務サービスをAIエージェントから利用するためのインターフェースとして「ノウノウMCP」を提供する。
ノウノウMCPの特徴は、農業における計画、作業実績、資材、販売などの業務情報を、AIから扱えるようにする点にある。個別のデータを取得するだけでなく、農場・圃場・作付けなどの関係性を踏まえて情報を活用できる農業向けAI基盤の構築を目指している。
今回はノウノウシリーズを全面拡張した上、ノウノウMCPでは、これらのサービスが保持する情報や機能を、権限管理のもとでAIエージェントから利用できるようにする。対象となる主な領域は以下の通りだ。
ノウプラ:作付け・生産・栽培・作業計画の作成と管理

ノウレコ:日々の作業や観察結果の記録・整理と、営農履歴の蓄積

ノウノウビジョン:画像・3D技術を活用した作物の状態や生育情報の可視化

ノウノウクルー(β版):作業者情報、勤務予定、作業割当、作業実績の管理

ノウノウストック(β版):肥料・農薬・農業資材の在庫と利用履歴の管理

ノウノウセールス(β版):取引先、受注、出荷予定・実績、販売履歴の管理

ノウノウマネジメント(β版):予算・原価・収益・予実などの経営情報の可視化と管理

ノウノウハブ:組織内に蓄積されたナレッジや外部データの集約・活用

ノウノウMCPの大きな特徴は、CTEが提供するAIだけに利用環境を限定しないこと。MCPに対応するAIアプリケーションからノウノウMCPへ接続することで、利用者が普段利用しているAI環境から、自身がアクセス権限を持つ農場データや農業サービスを利用することも可能となる。
例えば、普段利用しているAIに、「今日の農場の状況をまとめて」と依頼すると、生育情報、作業計画、営農記録、人員、在庫など複数の情報を横断して確認できる。あるいは、「来週の出荷予定に対して収量は足りそう?」と聞き、生育・収量予測と販売・出荷情報を組み合わせた回答をもらうといった活用方法がある。
このように、利用するAIと農業データを分離することで、農業事業者が用途に応じてAIを選択できる、オープンな農業AI環境の構築を目指すとしている。
ノウノウMCPでは、利用者がノウノウシリーズ上で管理する農場データに加え、外部の農業データやサービスとの連携も進める。農研機構が提供する農業データ連携基盤「WAGRI」のAPIにも対応し、WAGRIを通じて提供される各種農業データを、AIエージェントから利用できる仕組みを提供する。
CTEは今後も、農業機械、環境センサー、気象情報、流通・販売システムなど、さまざまな農業関連サービスとの接続を進めていく。
また、JA、生産法人、農業関連企業、研究機関、農業IT事業者などとの連携を通じ、組織やサービスをまたいだ農業データ活用を進める。将来的には、AIが農場の状態を把握・分析し、次に必要な作業を提案するだけでなく、利用者の確認・承認に基づいて業務システムと連携し、その結果を再び農場の記録へ反映する仕組みによってAIと人が協調して農業を運営するための基盤構築を目指すとしている。
株式会社きゅうりトマトなすび
https://www.cte-agri.com/
また、農場の業務データとAIアプリケーションをつなぐ接続基盤「ノウノウMCP」も公開。これにより、農業現場で蓄積された情報を、ノウノウ以外のAIからも活用できる環境の構築を進めるとしている。

営農計画から経営管理まで、農業AIの活用領域を拡大
CTEは、農林水産業に関連する現場に特化して、最先端のデータサイエンス技術を社会実装する東大発農業AIスタートアップ。これまで、農業特化型AI「ノウノウ」、営農記録AI「ノウレコ」、作物体の状態をデータ化する「ノウノウビジョン」などを通じ、農業におけるAI活用を進めてきた。また、2026年にはJA全農と、AI・デジタルツインを活用した施設園芸における生育データ取得技術の現場実装を開始した。
さらに今回、ノウプラ、ノウノウクルー、ノウノウストック、ノウノウセールス、ノウノウマネジメントなどを含むノウノウシリーズを拡張し、作物の状態から、計画、作業、人員、在庫、販売、経営までを一つのデータフローとして接続する農業経営AIプラットフォームへと発展させた。
生成AIの性能は急速に向上し、農業について質問すれば、栽培方法、病害虫、農薬、肥料、経営など、幅広い知識について回答できるようになった。しかし、実際の農場で活用できるAIとなるためには一般的な農業知識だけでは足りず、「この圃場では、昨日何をしたのか」「現在の生育状況はどうなっているのか」「現在の収量予測に対して販売計画は適切か」といった、その農場固有の「現在の状態」を理解する必要がある。
さらに、AIが実際の業務を支援するためには、情報を検索して回答するだけでなく、農場で利用されているさまざまなシステムと安全に連携できる仕組みが必要だ。CTEでは、この「AI」と「農業現場」の間を接続するため、Model Context Protocol(以下、MCP)を活用した農業向け接続基盤「ノウノウMCP」を開発した。
MCPとは、AIアプリケーションと外部のデータやツールを接続するためのオープンなプロトコルを指す。従来、AIと外部システムを連携するためには、それぞれのAIやサービスごとに個別の連携機能を開発する必要があった。MCPを利用することで、対応するAIから共通の方式で外部データやツールへアクセスできるようになる。
CTEでは、この仕組みを農業分野に適用し、農業データや農業向け業務サービスをAIエージェントから利用するためのインターフェースとして「ノウノウMCP」を提供する。
ノウノウMCPの特徴は、農業における計画、作業実績、資材、販売などの業務情報を、AIから扱えるようにする点にある。個別のデータを取得するだけでなく、農場・圃場・作付けなどの関係性を踏まえて情報を活用できる農業向けAI基盤の構築を目指している。
今回はノウノウシリーズを全面拡張した上、ノウノウMCPでは、これらのサービスが保持する情報や機能を、権限管理のもとでAIエージェントから利用できるようにする。対象となる主な領域は以下の通りだ。
ノウプラ:作付け・生産・栽培・作業計画の作成と管理

ノウレコ:日々の作業や観察結果の記録・整理と、営農履歴の蓄積

ノウノウビジョン:画像・3D技術を活用した作物の状態や生育情報の可視化

ノウノウクルー(β版):作業者情報、勤務予定、作業割当、作業実績の管理

ノウノウストック(β版):肥料・農薬・農業資材の在庫と利用履歴の管理

ノウノウセールス(β版):取引先、受注、出荷予定・実績、販売履歴の管理

ノウノウマネジメント(β版):予算・原価・収益・予実などの経営情報の可視化と管理

ノウノウハブ:組織内に蓄積されたナレッジや外部データの集約・活用

ノウノウMCPの大きな特徴は、CTEが提供するAIだけに利用環境を限定しないこと。MCPに対応するAIアプリケーションからノウノウMCPへ接続することで、利用者が普段利用しているAI環境から、自身がアクセス権限を持つ農場データや農業サービスを利用することも可能となる。
例えば、普段利用しているAIに、「今日の農場の状況をまとめて」と依頼すると、生育情報、作業計画、営農記録、人員、在庫など複数の情報を横断して確認できる。あるいは、「来週の出荷予定に対して収量は足りそう?」と聞き、生育・収量予測と販売・出荷情報を組み合わせた回答をもらうといった活用方法がある。
このように、利用するAIと農業データを分離することで、農業事業者が用途に応じてAIを選択できる、オープンな農業AI環境の構築を目指すとしている。
ノウノウMCPでは、利用者がノウノウシリーズ上で管理する農場データに加え、外部の農業データやサービスとの連携も進める。農研機構が提供する農業データ連携基盤「WAGRI」のAPIにも対応し、WAGRIを通じて提供される各種農業データを、AIエージェントから利用できる仕組みを提供する。
CTEは今後も、農業機械、環境センサー、気象情報、流通・販売システムなど、さまざまな農業関連サービスとの接続を進めていく。
また、JA、生産法人、農業関連企業、研究機関、農業IT事業者などとの連携を通じ、組織やサービスをまたいだ農業データ活用を進める。将来的には、AIが農場の状態を把握・分析し、次に必要な作業を提案するだけでなく、利用者の確認・承認に基づいて業務システムと連携し、その結果を再び農場の記録へ反映する仕組みによってAIと人が協調して農業を運営するための基盤構築を目指すとしている。
株式会社きゅうりトマトなすび
https://www.cte-agri.com/
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