YACYBER、バス営業所で無人農産物直売所「YACYBER直売所」をスタート

農産物直売所の検索サービスの運営を行うYACYBER株式会社は、ジェイアールバス関東株式会社との連携を発表。バス営業所敷地内にて、予約訪問可能な無人農産物直売所「YACYBER直売所」を7月3日よりスタートした。

バス営業所の空きスペースを活用


現状の都市は、急速な⼈⼝減少と⾼齢化に直面しているなか、後継者不足による農業の衰退や地域産業の活⼒が低下しつつある。また、住宅や店舗などの郊外⽴地が進み、低密度な市街地で拡散した居住者の⽣活を⽀えるサービスや、インフラの提供が将来困難になりかねない状況にある。

そこで、近隣の登録⽣産者と協⼒し、ジェイアールバス関東の事業所である千葉県香取郡多古町の「東関東⽀店」に無人農産物直売所を設置。関東エリアの各⽀店などにも「YACYBER直売所」を設置していく予定だ。



YACYBERでは、2019年4⽉より幼稚園バスを利⽤した物流配送を実施。今後は、既存の⾼速バス・路線バスを利⽤し「地⽅から都市部」へのヒト・モノを同時に運搬、またはモノのみを運搬し、都市部で販売するという新たな流通の形にチャレンジすることも視野に⼊れている。

YACYBER株式会社
https://yacyber.co.jp/
ジェイアールバス関東株式会社
http://www.jrbuskanto.co.jp/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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