農産物出荷用の梱包資材を「agmiru」で販売開始

株式会社ダンボールワンとSBテクノロジー株式会社、リデン株式会社の3社は、梱包材プラットフォーム「ダンボールワン」と農業プラットフォーム「agmiru(アグミル)」を連携させた新たなサービスをスタートした。

このサービスは、農産物の発送等に使用されるダンボール箱や緩衝材などの梱包材を、農業プラットフォームである「agmiru(アグミル)」で販売するものだ。


ダンボールワンは、規格サイズのダンボール資材やオーダーメイド等の梱包材を販売する梱包材プラットフォーム。
日本全国のダンボール製造会社や梱包材メーカーと提携した業界最大規模の工場ネットワークを有する。
同社は工場の非稼働時間を最大限に活用することで、最大90%のコスト削減を実現。個人や企業など幅広いユーザーを対象に、 高品質なダンボールや梱包材を低価格で提供している。

2020年8月に行われた東京商工リサーチの調べでは、ダンボールや梱包材を専門に扱う国内の通販ECサイトの内、トップのシェア率だったそうだ。

「ダンボールワン」のサービスイメージ

「agmiru(アグミル)」は、SBテクノロジーとリデンが出資・運営する農業プラットフォームで、農業資材の比較が簡単に行えるマッチングサービスである。
2019年8月には、 データ活用による確実性の高い農業経営を実現する農業プラットフォームとしてリニューアル。
現在は、従来の農業資材の比較・購入サービスに加え、 農業ニュースや農家コミュニティ、 市況情報などのサービスを提供する。

「agmiru(アグミル)」のサービスイメージ 

農産物の発送用ダンボール箱や緩衝材など約100点の販売を開始


「agmiru(アグミル)」では、これまでも農業関連各社による農業資材や農薬、肥料等の出品・販売を行ってきたが、ダンボールや緩衝材など農産物の出荷に向けた資材の取り扱いはなかったという。

今回の連携は、農業者の出荷へのニーズに対応したもので、農産物発送用のダンボール箱ほか緩衝材など約100点の販売がスタートしている。今後もユーザーの要望を取り入れた商品開発を行い、 商品ラインナップの拡充を進めていく考えだ。


株式会社ダンボールワン
https://danballone.com/
農業プラットフォーム「agmiru(アグミル)」
https://agmiru.com/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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