一次産業専門の人材支援アプリ「YUIME(ゆいめ)」が事前登録をスタート

人材派遣を中心に農業支援事業等を展開するYUIME株式会社は、農業や林業、水産業など国内の一次産業に特化した国内初の人材支援専門アプリ「YUIME(ゆいめ)」の事前登録を開始した。

「YUIME」は、慢性的な人材不足に悩む日本の一次産業のために開発された人材支援専門のアプリ。同アプリでは、農林水産業に向けた短期・長期の人材派遣の申し込みができるほか、専門家によるコラムやセミナーの告知等が受け取れる。アプリの公開は年内を予定している。


産地間連携を基軸とした人材派遣や専門家によるコラム等を発信


同社は国内の一次産業を専門に人材支援事業を展開する企業。人材派遣事業では、特定技能での派遣事業および登録支援機関の両方を扱っている。

現在は外国人労働者の農業分野へ向けた派遣事業を展開する数少ない企業として、沖縄でのさとうきび栽培や北海道のじゃがいも栽培など、産地間連携を基軸とした農業特化型の人材支援事業を推進するほか、外国人労働者へ向けたサポート事業等も提供する。

内閣府が国内ビジネス環境の整備を目的に推進する国家戦略特区事業では、規制や制度の緩和など税制面の優遇が受けられる特定機関にも指定されているそうだ。

農業支援では、同社独自の支援体制の下、産地間連携を基軸とした短期および長期の人材派遣を進めるほか、新規就農者に向けたセミナーの告知や専門家によるコラム等を発信する予定だ。

農作物の栽培日誌や販売管理など農業支援に向けたサービスやアプリはすでに数多くリリースされているが、同アプリは、農業現場が抱える人的課題を解決するために開発されたもの。2020年10月14日~16日に開催された「第10回農業Week」では、リリースへ向けた事前登録会やアプリ内に掲載される記事の公開取材が行われた。アプリの事前登録は下記の特設サイトで受け付けている。


YUIME(ゆいめ)事前登録 特設サイト
https://yuime.jp/appli
株式会社YUIME
https://www.yuime.co.jp/index
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
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    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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