食のスター養成所「よしもと47食プライド」プロジェクト始動

日本には多様な食文化があり、地域によって特産品や名産物も地域によって多岐にわたる。しかし全国的認知を得る特産物や名産品はまだまだ少なく、商品企画や販路、プロモーション活動、PR活動の内容には多くの課題が残る。

現状を解決すべく、2019年5月15日におやつエンタテイメント製造会社である株式会社ESSPRIDE(所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:西川世一)と、株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー(代表取締役社長:岡本昭彦)が共同で「よしもと47食プライド」プロジェクトをスタートさせた。


よしもと47食プライドとは

「よしもと47食プライド」は、多数の人気芸人を抱える吉本興業株式会社と、おやつを中心に毎年数千の商品のプロデュースを手がける株式会社ESSPRIDEがコラボして進める食の一大プロジェクトだ。

47都道府県それぞれの食文化の豊かさ・素晴らしさを再認識し広く発信していくこと目標に、両者の持ち味を生かし地名度が低い地域の特産物・名産品の認知を広げていく。

エスプライドは全国の社長をお菓子にした「社長チップス」のプロデュースなど、卓越した企画力で多くのヒット商品を生み出している。多数の人気芸人を抱えるよしもとクリエイティブ・エージェンシーとコラボすることで、今までになかったユニークなメニューや商品、プロモーションを行う考えだ。

プロジェクト概要

具体的なプロジェクトの内容は下記の通りだ。

1. 認定事業
全国各地の優れた「製品」「フードメニュー」「食材」など、各種「食」にプライドを持つ商品を独自の基準で審査し認定を行う。認定証贈呈、認定マークの活用などを通じ、広くPR活動をする。

2. メニュー開発事業
各地の食材を生かしたオリジナルメニューを、元料理人の経歴やプロ級の食に関する知識を持つ食のエキスパート芸人が考案する。お店の特性を生かしながら生産者・芸人が一丸となり、美味しく面白いメニューを開発し、販売・PRまでサポートを行う。

3. 商品開発事業
よしもとオリジナルのユニークな視点で、新商品開発・リブランディングする。
味の見直しからパッケージデザインまで幅広くサポートし、よしもとエンタメショップを中心に販売ルートの拡大を図る。

参加する吉本芸人一覧

<バンビーノ>

<ミキ>

<ゆりやんレトリィバァ>

<スイーツなかの>

PR内容と販路

吉本芸人によるPR活動は以下の通りだ。

・記者会見、イベント
・公式HP掲載
・公式SNS、芸人のSNSによる告知
・料理雑誌・旅行雑誌の特集掲載

PR活動は人気芸人の知名度とメディアへの露出や、芸人のSNSによる告知、公式HPへの掲載、よしもと主催の大型イベントなど。販路として全国5つの地域に直営展開する「よしもとエンタメショップ」や、小売各社での販売(百貨店・ターミナル駅/空港・GMS等)、商社各社での催事が挙げられる。


よしもと47食プライド商品開発第一弾として「株式会社高山堂×ゆりあんレトリィバァ」のプロモーションムービーも完成。明治20年創業の老舗和菓子メーカーである高山堂と人気女性芸人ゆりやんレトリィバァが、新たな大阪の名物土産づくりに挑戦する。


当プロジェクトでは現在2019年度のエントリー企業を募集している。詳細は下記の通り。

【募集期間】認定事業 2019年7月31日まで、 メニュー開発・商品開発事業 2019年6月28日まで。
2019年度は、認定商品を約50商品、メニュー開発によるコラボメニューを10商品、商品開発によるオリジナル商品・10商品の展開を予定している。展開が決定した商品は2019年9月実施予定の記者会見にて発表される。

【「よしもと47食プライド」応募に関する問い合わせ先】
よしもと47食プライド事務局担当:かしむら、小林
TEL: 03-3479-3610
MAIL: info@yoshimoto47foodpride.com

<参考リンク>
「よしもと47食プライド」公式サイト
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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