サラダボウル、施設園芸の温室効果ガス削減に向け「アスゼロ」を導入

山梨県を中心に全国6か所の次世代型施設園芸を運営する株式会社サラダボウルは、農林中央金庫と連携しアスエネ株式会社が提供するCO2排出量管理サービス「アスゼロ」を導入した。



「アスゼロ」は、太陽光発電等の再生可能エネルギーを活用したクリーンエネルギーを提供するアスエネ株式会社が開発したCO2排出量見える化サービス。AIを活用して企業や自治体が排出したCO2の量を自動で算出するのが特長で、企業の温室効果ガス排出量の削減目標を評価するSBTへの報告や情報開示も支援している。

生産段階の温室効果ガス排出量を見える化


今回の取り組みでは、アスエネが提供するアスゼロと農林中央金庫が提供するサステナビリティ・リンク・ローン等を活用して、社内およびサプライチェーン全体の温室効果ガス排出量を見える化・削減していく。


サラダボウル、アスエネ、農林中央金庫は、今回の取り組みを通じ、日本の園芸施設の脱炭素化を推進したい考えだ。


株式会社サラダボウル
http://www.salad-bowl.jp/
アスゼロ
https://earthene.com/asuzero/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
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    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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