大曲農業高校、生分解性マルチなどを利用した「脱プラ農業」の実証結果を発表
「CHANGE FOR THE BLUE in 秋田県実行委員会」は、秋田県立大曲農業高等学校の生徒たちが今年の春から取り組んできた「脱プラ農業普及を目指した僕たちの挑戦」の事例発表を、2022年10月31日(月)に秋田県大仙市にある大曲市民会館・小ホールで行った。
CHANGE FOR THE BLUEは、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環でスタートした産官学民連携のプロジェクト。「国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていく」ことを目標に、民間企業や行政、学校、地域住民などさまざまなステークホルダーと連携して海洋ごみ削減のモデルづくりに取り組んでいる。
今回の事例発表は、2022年10月29日(土)〜2022年11月4日(金)に開催された第145回秋田県種苗交換会のプログラムのひとつである「農業と食」活性化シンポジウム内で行われたものである。
当日は、農業科学科2年野菜専攻班の生徒10名がステージに登壇し、環境負荷の少ない植物由来の資材を使用したナス栽培の実践結果を発表。
「紙製の育苗ポットやジフィーポットは、ポットの状態で定植できるため、作業の手間が少なく、ごみも発生しない」、「生分解性マルチを使用したら、廃棄に掛かる手間や費用が抑えられ、収穫量も1.7倍に増えた」、「農業生産から発生する海洋ごみを削減するためには、使用済プラスチック資材の適正処理と環境負荷の少ない資材の使用を進めていく必要がある」などの感想や意見が述べられた。
聴講した農業関係者らからは、「大曲農業高校の生徒さんが取り組んだ脱プラスチック農業の実践に感動しました。これからの学習にも期待したい。注目して応援したいと思います。」等のコメントが寄せられたとのこと。
「CHANGE FOR THE BLUE in 秋田県実行委員会」
https://akita.uminohi.jp/
CHANGE FOR THE BLUEは、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環でスタートした産官学民連携のプロジェクト。「国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていく」ことを目標に、民間企業や行政、学校、地域住民などさまざまなステークホルダーと連携して海洋ごみ削減のモデルづくりに取り組んでいる。
生分解性マルチを使用したナス栽培を実践
今回の事例発表は、2022年10月29日(土)〜2022年11月4日(金)に開催された第145回秋田県種苗交換会のプログラムのひとつである「農業と食」活性化シンポジウム内で行われたものである。
当日は、農業科学科2年野菜専攻班の生徒10名がステージに登壇し、環境負荷の少ない植物由来の資材を使用したナス栽培の実践結果を発表。
「紙製の育苗ポットやジフィーポットは、ポットの状態で定植できるため、作業の手間が少なく、ごみも発生しない」、「生分解性マルチを使用したら、廃棄に掛かる手間や費用が抑えられ、収穫量も1.7倍に増えた」、「農業生産から発生する海洋ごみを削減するためには、使用済プラスチック資材の適正処理と環境負荷の少ない資材の使用を進めていく必要がある」などの感想や意見が述べられた。
聴講した農業関係者らからは、「大曲農業高校の生徒さんが取り組んだ脱プラスチック農業の実践に感動しました。これからの学習にも期待したい。注目して応援したいと思います。」等のコメントが寄せられたとのこと。
「CHANGE FOR THE BLUE in 秋田県実行委員会」
https://akita.uminohi.jp/
SHARE