天地人、神明、笑農和の3社が2年目の「宇宙ビッグデータ米」の販売を開始

株式会社天地人、株式会社神明、株式会社笑農和の3社は共同で、「宇宙ビッグデータ米」の販売を開始した。


トップブランドのお米と同等の食味スコアを獲得


「宇宙ビッグデータ米」は、3社が協業で進める宇宙技術を活用した農業を確立するプロジェクトで栽培された次世代型のお米である。


2年目となる今年も昨年と同様、天地人が提供する球観測衛星データを活用した土地評価エンジン「天地人コンパス」を用いて、神明が提供する「独自開発の品種」の栽培に最適な土地を特定し、笑農和が提供するスマート水田サービス「paditch(パディッチ)」を使用した水管理を実施。

その結果、トップブランドのお米と同等の食味スコアを獲得できたという。

「天地人コンパス」が特定した栽培適地(山形県鶴岡市)

販売単位は、2合(300g)・1kg・2kg・5kgの4種類で、JAXA認定のグッズや宇宙食を販売する「宇宙の店」や神明の直営店である「米処四代目 益屋」で購入できる。


株式会社天地人
https://tenchijin.co.jp/
株式会社神明
https://www.akafuji.co.jp/
株式会社笑農和
https://enowa.jp/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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