天地人、神明、笑農和の3社が2年目の「宇宙ビッグデータ米」の販売を開始

株式会社天地人、株式会社神明、株式会社笑農和の3社は共同で、「宇宙ビッグデータ米」の販売を開始した。


トップブランドのお米と同等の食味スコアを獲得


「宇宙ビッグデータ米」は、3社が協業で進める宇宙技術を活用した農業を確立するプロジェクトで栽培された次世代型のお米である。


2年目となる今年も昨年と同様、天地人が提供する球観測衛星データを活用した土地評価エンジン「天地人コンパス」を用いて、神明が提供する「独自開発の品種」の栽培に最適な土地を特定し、笑農和が提供するスマート水田サービス「paditch(パディッチ)」を使用した水管理を実施。

その結果、トップブランドのお米と同等の食味スコアを獲得できたという。

「天地人コンパス」が特定した栽培適地(山形県鶴岡市)

販売単位は、2合(300g)・1kg・2kg・5kgの4種類で、JAXA認定のグッズや宇宙食を販売する「宇宙の店」や神明の直営店である「米処四代目 益屋」で購入できる。


株式会社天地人
https://tenchijin.co.jp/
株式会社神明
https://www.akafuji.co.jp/
株式会社笑農和
https://enowa.jp/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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