農研機構、「スマート農業実証プロジェクト」のウェブページを開設

農研機構は、スマート農業実証プロジェクトのウェブページを開設した。全国69地区で実施されている実証課題の概要を紹介し、スマート農業技術を実際に見ることができるイベント情報なども掲載する。


農研機構は、農林水産省事業の「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」(平成30年度補正予算)及び「スマート農業加速化実証プロジェクト」(令和元年度予算)の事業実施主体として、その推進を担っている。

今回、水田作、畑作、露地野菜・花き、施設園芸、果樹・茶、畜産の6つの体系で採択された全69地区の実証課題について、その取り組み内容などを紹介するウェブページを8月5日に開設。本実証プロジェクトの目的の一つである、「見られる・試せる・体験できる」スマート農業技術を情報発信する場として、各実証地区で開催される実演会や見学会の情報を随時通知していくという。

<参考URL>
スマート農業実証プロジェクト|農研機構

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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
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    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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